Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • レッスン
  • 【人気連載アーカイブ】遊ぶつもりでやってみて Vol.80 バンカーが苦手な人必見! マットの上でも家でもできる“タオル”練習法

【人気連載アーカイブ】遊ぶつもりでやってみて Vol.80 バンカーが苦手な人必見! マットの上でも家でもできる“タオル”練習法

家族全員がチャンピオンの経験のある四国イチのゴルフ一家「二宮家」。その長男でありベストスコア59(!)のトップアマ・慎堂さんが、ゴルフに対する独特の考え方や一風変わった練習法を紹介。上達のヒントが満載!

ILLUST/Masaaki Takauji

前回のお話はこちら

バンカーショットが苦手なゴルファーは多い。克服したい気持ちはあるものの、コースでないと練習できない。バンカーがある練習場に行ったとしても、やっぱり普通の練習を優先してしまうので、そこまで手が回らない。というのが実情だろう。

でも、途中まで絶好調だったのに、バンカーで大叩きし、結局いつもと変わらぬスコア……ということはよくあるよね。それはもったいない。バンカーはちょっとしたコツを得れば、すぐに上達するので、ぜひ練習すべきだとボクは思う。

バンカー練習場を完備している練習場が近くにあれば、そこを利用するのが一番だが、もしなくてもタオルさえあれば解決する。

バンカーは大雑把に言うと、カットに振り、わざとダフらせて打つショットだ。それを練習場のマットで再現しても、ソールが滑って同じような感覚が得られない。そこで登場するのが、タオル。タオルの上にボールを置いて、タオルごと打つ。そこで得る抵抗が、バンカーショットの感覚に似ているのだ。

タオルによって抵抗度合いが変わってくるので、何種類か試してみるといい。硬めの砂を想定するならペナペナで軽い温泉タオル、フワフワの砂なら、分厚く使い込んだゴワゴワタオルがおすすめだ。水を含ませたり、シワを寄せたりすれば、さらに自分好みの条件に変えられる。

まさかそこまでする人はいないと思うが、ベースの生地にパイルを植えつけているトイレマットやバスマットは、逆に滑りそうなのでおすすめしない。それと残念ながら我が地元の名産、今治タオルも高級すぎて不向き。とくに新品は肌触り抜群でしょ。ということは抵抗なくソールが滑るので練習にならんよね。普通の安いタオルが一番である。練習場でタオルごと飛ばすと危険なので、状況によっては四隅を固定するなど飛ばない工夫が必要だ。また、タオルを敷いた練習なんてかっこ悪くてできない、という人は練習用ウレタンボールを使って家や庭で行ってもOK。

かなり特殊な練習法なので、実践するにはいくつかのハードルがあるかもしれないが、それを乗り越えコツをつかめばバンカーが怖くなくなるだけでなく、あらゆるシーンで使えるのでかなり便利だ。

僕はフェアウェイからわざとバンカーショットのように打つこともある。ポーンと球が上がるから、バンカー越えでピンが近いときなど便利だよ。ロブショットは好条件が揃わないと打てないけど、インテンショナルバンカーショットは下が土だろうと葉っぱだろうと関係なし。フェースをあまり開かなければ低い球になるし、思い切り開けば球はより高く上がる。弾道のコントロールも意外と簡単にできるはず。

多少パワーがないと当たり負けする可能性があるので女性は難しいかもしれないが、男性は覚えておいて損はない技だと思う。この練習法が流行れば、考案者のボクはハンカチ王子、雑巾王子(本誌でお馴染みのレッスンプロ)ならぬ、“タオル王子”かな? 悪くない、悪くない(笑)。

タオルの上から打つと、砂の上から打つ感覚に近くバンカーショットの練習になる。タオルの抵抗を感じられたら、身についている証拠


全員がチャンピオン! 二宮家

(左から)●慎堂(ボク)1983年生まれ。13、15年四国アマ優勝。HC+2。ベストスコア59 ●英二(父)1958年生まれ。90、95年四国アマ優勝。HC0。練習場経営 ●薫(母)1960年生まれ。94~97、01、03年四国女子アマ優勝。HC2。主婦 ●歌奈子(妹)1985年生まれ。07年四国女子アマ優勝。HC5

週刊ゴルフダイジェスト2018年8月7日号より