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【パット】入り口重視のパット練習② 考案者B・ケネディが直接指導、タッチが出るってこういうこと!

石川遼プロも使っているパット練習器「プロジェクト1パット」の考案者、B・ケネディ。ショートゲームの上手さでツアー通算3勝。特にパットに定評のある彼が、悩めるアマチュアを直接指導! そこにはパット上達のエッセンスがぎっしり。

【指導】B・ケネディ
ツアー3勝。ショートゲームが抜群に上手く、特にパットに定評がある。「プロジェクト1パット」考案者

【生徒】松木さん
何が悪いのかわからないまま平均40パット前後を行き来きする。「たいてい後半は頭が真っ白です」

イメージを固めてから打つことが大切

パットに不安がありタッチは常に弱め。そのためラインを大きく読みすぎていた松木さん。「ミスして悩んで迷宮入り」を繰り返してきたそうですが、そんな松木さんに「イメージが固まらないまま打つとパニックになる」とケネディ。まずはイメージの作り方からレクチャー。

①カップのどこから入れるのか、入り口を決める。

②グリーンの傾斜から入り口に至るまでのラインをイメージし、曲がりの頂点を決める。

③最後にタッチをイメージする。

これには、ボール側から考えていたと早くも目からウロコの松木さん。

練習グリーンで実戦レッスン!

①まずは5メートルからラインを読む

②ボールを手で転がし距離感を測る

③打ってみると、外れ方はバラバラ

松木さんは、それまでの苦手意識が作用し、ラインを大きく見すぎていた様子。ライン読みと距離感をテストしてミスの幅を確認したら練習ドリルへ。

ドリルで使用しているパット練習器「プロジェクト1パット」についてはこちら↓

練習ドリル①
30センチおきに球を置いて打つ

「ミスしたらその場からから再スタートです!」(ケネディ)

フックラインから8球連続で入ったら、逆側へ行きスライスで8球。「この強さで打つとこれだけ曲がる」という曲がり方とタッチを身につけることができる。

使用ツールはこちら。フック、スライスラインに合わせてカップを狭めるのに使用

練習開始から20分
これまでと比べミスの幅が大幅に小さく!

「ミスの幅が明らかに小さくなり、入る確率も上がりました!」(松木さん)

松木さん カップを狭めたことで、どこから入れるというイメージが自然と湧くんですね。ラインがはっきり見える分、ミスの原因が明確に分かるのがいいです。

当初は1.6メートルから外す確率が極端に上がった松木さんだったが、30分ほど練習をつづけると4球中3球は入るように。さらに2.5メートルも1発で決めた。

松木さん これまで3パットが怖くてファーストパットを弱めに打っていたぶん、ラインをふくらませすぎていたんですね。まずはラインをしっかり決め、そこへタッチを合わせる意識をしただけで、入る確率が上がりました。スタート直前だけでなく、ラウンド後にもぜひ続けたいドリルですね。

ケネディのドリルは、
ラウンド前のちょこっと練でも効果絶大!

中~長距離の精度を上げるドリル

5~7メートルを少しずつオーバーしていくことで、そのコースのグリーンにタッチを合わせるドリル。少しずつオーバーさせていくことで、微妙なタッチによる転がりの差を実感できる。

上り真っすぐ1メートルの精度UPドリル

入り口の幅をボール幅ギリギリまで狭めることで、よりシビアにストロークを確認。タッチとストロークを同時に覚えることができるドリルだ。

使用ツールはこちらのタイプ

下り真っすぐ1.5メートルを打ち切るドリル

ショートしやすい人におすすめ。「ここぞという場面でショートするアマチュアは多い」とケネディ。手前を消してショート癖を解消するドリルだ。大オーバーはダメだが、カップにしっかり届かせよう。

使用ツールはこちら

頭が動くとタッチが弱くなる

「松木さんのようにヒットする瞬間、目標へ頭が動くアマチュアが多い。頭が動くと同じ振り幅でもタッチが出にくいんです」(ケネディ)

最近パットの調子が……なんて人ほど、入口を意識したパット練習でガラリと変わるはずだ。

月刊GD2019年11月号より

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