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【稲見萌寧】ミスに強いから思い切って振り抜ける。ドライバーのこだわりは″顔”と“振りやすさ”

昨シーズンの稲見萌寧はパーオン率で堂々の1位を記録。賞金ランキングでも13位に入る活躍を見せた稲見。今回は彼女のクラブセッティングのこだわりを聞いた。

いなみもね/1999年生まれ千葉県出身。昨年のセンチュリー21レディスでツアー初優勝を果たす。11回のトップ10入りと、安定した力を見せる

さらなる高みへ!
ドライバーを新調

稲見の課題はドライバーショット。その弱点を補うために、今年はクラブを新調した。

キャロウェイ マーベリック ドライバー

「クラブを新しくするときに重視するのは顔と振りやすさです。結果の数字はもちろん大事ですけど、まず自分が振りやすいと感じないと、気持ちよく振り切れません。振り抜きの気持ち悪さがミスの要因になるからです。キャロウェイのマーベリックは、振りやすさはもちろんですが、自分がミスショットだなと思っても飛距離が変わらないのがすごい。その安心感が、振り抜きのよさにもつながっているのだと思います。試合はまだ始まらないですが、早く試合で使いたいです」

また、稲見はウェッジに関してちょっと変わったこだわりがある。

「スピンが入りすぎるものや、フェースに乗る感覚が出すぎるものはあまり好きではありません。少し球離れが早いモデルのほうが使いやすいです。このほうが、自分で操作する感覚が出しやすいんです」

独特な感性を持つ彼女のさらなる活躍に期待が高まる。

地面からでも
ボールを上げやすいFW

FWはしっかりキャリーが出ることが大事。『JGR』はティアップしていない状況でも楽に球が上がり、キャリーとランともに満足している

ライを選ばず
振り抜けるUT

UTはアイアンのような感覚で打てて、高さが出しやすい。どんなライからでもフェアウェイと同じように打てる

打感がよく
球質が強いアイアン

パットは
タイガーのイメージで

弱点はクラブでカバー

PHOTO/Shinji Osawa

週刊ゴルフダイジェスト2020年5月26日号より