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【コリン・モリカワ】ライバルたちに“マシーン”と恐れられる23歳。「Mr.リピータブル」は“R11”からのテーラー好き!

ジュニアから実績を積み上げ、抜群の安定感を誇るコリン・モリカワ。クラブ選びにもベテラン級の選択眼があるようだ。

コリン・モリカワ 日系4世のアメリカン。ジュニア時代から活躍、世界アマチュアランキング1位を経て、2019年にプロ転向。ツアー4戦目で2位、6戦目のバラクーダ選手権で初優勝。現在までツアーでの予選落ちなし

 

ウェッジ並みの精度
テーラーメイド アイアン

14歳からテーラーメイドのクラブを使い続けているコリン・モリカワ。ショットメーカーとして、特にアイアンの精度に絶対の自信を持っている。

コリン 持ち球はフェード。6番アイアンでもウェッジ感覚でピンを狙う。

アマ時代はキャビティの『RSi』を愛用していたが、2018年にマッスルバックの『P730』にスイッチ。さらにコントロール性が高まったという。

「高さより左右の曲げやすさ、コントロール性を重視」(モリカワ)

 

操作性バツグンのマッスル『P730』

 

ただし、4、5番はキャビティの『P750』、ユーティリティ扱いの2番は中空構造の『P790』を選択し、高さの出しやすさと寛容性を生かしている。

コリン 2番は230㍎前後からグリーンを狙えるし、狭いホールもOK。

狭いホールのティショットでも270㍎ぐらい打てる」(モリカワ)

 

スウィートエリアが広い中空『P790』

 

テーラーメイドSiM FW

球筋を意図的に操りやすくなった

ロフトを1.5 度立て、スピン量を抑えて飛ばすこともできる仕様に。

アライメントがピタリと決まる
テーラーメイド SiMドライバー

コリン クラウンのデザインと座りの良さで構えやすい。ホーゼルの調整でフェードも安定。

カチャカチャは“HIGHER”に設定。平均310㍎

 

ウェッジには
“遊びごころ”

ウェッジのシャフトは、フルショット基準のPWだけアイアンと同じ『ダイナミックゴールドX100』を採用。アプローチ基準のAW、SW、LWは、1ランク軟らかい『S400』にしている。

“ベーコン”以外は結構変わるよう 『SM7』(右上)やSWの消されたロゴを見ると、食べ物の好みは結構変わるようだ

 

『SM7』(右上)やSWの消されたロゴを見ると、食べ物の好みは結構変わるようだ

 

ユニークなのは、ボーケイ『SM8』のSWとLWのバックフェース。好きな食べ物の名前が刻印されている。

アプローチする様々な場所で“おいしい”イメージを持ちたいから、らしい。以前使っていた『SM7』はロゴだけだったが、『SM8』には絵柄まで入っている。

やっぱりピン型!
テーラーメイド TP Sotoプロト

学生時代からベティナルディのピン型を愛用していたが、最近は『TP5』ボールに合うインサートを試している。

よりソフトな打感を求めてテスト中

 

ウェッジ4本体制で
下の層を厚くしている

ウッド系は打ちたい球筋によって、積極的に調整機能を活用しているそう

 

文/戸川景

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiriaki Arihara

月刊GD2020年7月号より