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【ツアーでみっけ!】球が食いつく、距離感が合う! プロがオデッセイ「トゥーロン」パターを選ぶ理由

11月の男子ツアー、マイナビABCチャンピオンシップでお目見えしたオデッセイのニューモデル「TOULON(トゥーロン)」パター。多くの選手がテストし、シーズン終盤にもかかわらず、すでに実戦投入したプロも。その人気の秘密を探ってみた!

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki

ストロークと出球が一致する

オデッセイパターで唯一、ステンレススチール削り出しのノンインサートヘッドを採用している「TOULON(トゥーロン)」パター。

「前のトゥーロンより打感がよくなりました。ノンインサートなのに軟らかくてフェースに食いつくというか、球離れが遅い感じ。距離感が出しやすく、球をつかまえやすいんです」と初優勝を挙げたあとブレード型の「AUSTIN」にスイッチした池村寛世。

池村寛世

2021 ISPS HANDA ガツーンと飛ばせツアートーナメント 優勝

【使用パター】
ODYSSEY TOULON

AUSTIN プロトタイプ

その秘密は進化したフェースのミルド加工、「ディープ・ダイヤモンドミル・フェース」。ひし形のダイヤモンドパターンの溝が深く刻まれ、ひし形の内部にもさらに細かいミーリングが施されている。

「実は金属でもミーリングによって、いくらでも打感を軟らかくすることができます。でも普通は初速が出なくなる。今回のミーリングは打った感じと出球が同じで、スピード感も一緒。それでいてフェースに乗るような打感の軟らかさ。ノンインサートなのにインサートがあるみたいなパターと言われます」(オデッセイ・ツアー担当、中島申隆氏)

ソールのフェース寄りのトウ&ヒール部にはタングステンウェイトが配され挙動が安定。コントロール性能がよくなるとともにブレにも強く、ミスヒットしても球のバラつきが減るという。カーボンとスチールの複合シャフト「ストロークラボ」は「ヘッドとの相性もいい。ストロークと距離がピッタリ合う」と植竹勇太も大絶賛。そして「とにかくカッコいい」(植竹)という高級感のある黒のボディ。市販されるのが待ち遠しい。

植竹勇太

2021 JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2位

【使用パター】
ODYSSEY TOULON

AUSTIN プロトタイプ

池上憲士郎

2021 フジサンケイクラシック 2位

【使用パター】
ODYSSEY TOULON

SAN DIEGO

今野大喜

2021 Sansan KBCオーガスタ 10位

【使用パター】
ODYSSEY TOULON

CHICAGO

OTHER LINEUPS

世界アマランク1位

中島啓太も使用

9月のパナソニックオープンで史上5人目のアマチュア優勝を達成し、先月のアジアパシフィックアマチュア選手権を制して来年のマスターズ出場を決めている中島啓太も、凱旋試合のカシオワールドで、この黒いパターのブレードタイプを使用していた

週間ゴルフダイジェスト2021年12月28日号より