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【ギア選びのウソホント】Vol.165 ヘッド開発のラストピースは空力性能かも!?

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

PHOTO/Yasuo Masuda

前回のお話はこちら

さて、新しいゼクシオを試打した際に、気付いたことを最後にもうひとつ。それはヘッド形状から生み出される「空力性能」です。

自分のヘッド重量と同じくらいの塊が先端に付いている練習器具「スーパースピードゴルフ」でスウィングした場合、50m/sほど出るヘッドスピードも、自分のクラブとなると45~46m/sになります。クラブ慣性モーメントにそれほど差がないはずので、この原因で考えられるのはヘッドの「空気抵抗」になります。

『ゼクシオ13』にはヘッドの挙動が安定するといわれる2段式になった新しい「アクティブウイング」がありました。また、ピンゴルフにはタービュレーターといわれる空力を生かすためのクラウン部の突起がありますし、タイトリストも“スピードプロジェクト”という開発コンセプトのもと、ヘッドスピードアップのために最も重要な要素に“空力デザイン”を挙げ、航空分野の専門家を招へいし、ヘッドを成形しているといいます。この各社の独自ヘッド形状が「空力性能」になり、国内外問わずクラブメーカーはこの性能を上げることをヘッド開発の柱としているのです。

堀越良和

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2023年12月26日号より