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【池村寛世】ウッドはテーラーメイド「M5」ドライバー1本。「直ドラ」するので3番ウッドは必要ありません!

2020年シーズンのシード獲得を確実なものにしている池村寛世。飛ばし屋と言われる彼のセッティングやいかに。

ウッドはドライバーのみ。「直ドラ」使用が前提です

いけむらともよ。1995年生、鹿児島県出身。今シーズン、トップ10³回、7月には北陸オープン(ツアー外)で優勝。166㌢と小柄だが、平均305ヤードの飛ばし屋

池村のバッグを覗いてみると、なんとフェアウェイウッドが入っていない。そこには飛ばし屋らしい彼のこだわりが詰まっている。

地面からも打つので座りの良さが大切
テーラーメイド「M5」ドライバー

ウェートは最後部とヒール寄りでつかまり重視

「今シーズンの途中から3番ウッドを抜いたセッティングです。しっくりくる3番ウッドがどうも見つからなくて、直ドラで練習していました。日本プロで実際に試合で試してみたら、『結構使えるじゃん』と思って、3番ウッドを抜くことを選択をしました」

構えたときの座りの良さを重視する池村。フェース面の見え方が重要で「できるだけフェースが見えているものがいいです」

ティアップで305ヤード、直ドラで270ヤード

ドライバーの平均飛距離が300ヤードを超える飛ばし屋で、当然ヘッドスピードも速い。アイアンタイプの2番ユーティリティでも高さを出して、グリーンで止められることも3番ウッドを抜く理由となった。

3本のアイアン型UT「ギャッパー LO」で230~270ヤード

アイアン感覚で打てる点がメリット。ヘッドスピードがあるから2UTでも高弾道になる

もっともクラブでこだわるのが、顔と構えたときの座りの良さ。アイアンやウェッジ、さらにはパターも顔が重要だと言う。

「構えたときに違和感があると、それがそのままスウィングに影響を及ぼすんです。自分が思っている弾道が出るかどうかはもちろん大切ですが、それ以前に顔の良さ、座りの良さが、クラブを選ぶときの基準になっています」

距離感が出しやすいタイガーモデルのアイアン

開きやすさが大切「ボーケイSM7」

ウェッジも座りやすさが大事。ウェッジは開いて使うことが多いため、開いたときの顔にこだわる。59度のみ「ボーケイ・ツアープロト」

3本のウェッジは49、54、59度

アドレスがピタッと決まる「オデッセイ♯5CS」

アイアン型UTを2番から入れるアイアンマンセッティング

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

週刊GD2019年11月19日号より

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