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【マイギアを語ろう】契約フリー、シャフトにも独自のこだわり。川﨑春花のクラブセッティング

自身の道具へのこだわりを、プロ自らが語る連載「マイクラブ マイギアを語ろう」。今回は、昨年初優勝をメジャーで飾るなど大活躍した川﨑春花のセッティングに注目!

TEXT/Hikaru Togawa PHOTO/Hiroyuki Okazawa、JGMA

川﨑春花
かわさきはるか。2003年5月1日生まれ、京都府出身。2022年はルーキーイヤーながら日本女子プロ選手権でツアー初優勝を飾る。メルセデス・ランキング15位に入る活躍。先日行われたJLPGA新人戦「加賀電子カップ」でも優勝を果たす

つかまるヘッドにクセのないシャフト

川﨑はクラブ選びでは、まず打感を重視するという。

「打感とイメージに合った弾道が出ないと、試合では使えないかなと思っています。あと、すべての番手にいえるのが振りやすさ。構えたときに違和感があったり、少しでも振りにくさを感じたりするものは、できるだけ使わないようにしています」

川﨑のクラブを3年前からフィッティングしている土手陸コーチは、こう語る。

「インサイドアウトがきつくて、かつハンドファーストが強いタイプ。打球が上がりにくく、右プッシュが出る傾向があります。ということで、つかまって上がりやすい『SIMグローレ』を選びました。
シャフトは、小さいころから使い続けている『イミドアンドサンズ』。全体的にクセのないシャフトだから、本人に合ったんだと思います」

上がりやすく、つかまるヘッドとクセのないシャフトの組み合わせは、FWとUTも同様だという。川﨑は、FWでは方向性、UTでは弾道の高さと止まりやすさを重視している。

「構えたときにかぶりすぎているものは好きじゃない。『SIMグローレ』のFWはクラウンの白と黒の分かれ目で真っすぐのアライメントが取りやすくて好きです。5Iは弾道が少し低かったので、6UTに替えました」

ドライバー
テーラーメイド「SIMグローレ」

好みの打感で飛んでいる感触
「打感がとにかく好き。カキーン、とか高い音は好きではなくて、こもっているような低い音で、ボールを押せている感じ。しっかり飛んでいる気がします」

アイアン
ミズノ「ミズノプロ719」

少し大きめの顔で安心感が◎
「薄くて小さいモデルだと構えたときに難しさを感じてしまうので、力みなどに繋がるんです。だからこそ見た目で安心感のあるものがいいですね」

パター
オデッセイ「トゥーロン サンディエゴ」

いろいろ試してもやっぱりピン型
「ジュニア時代からずっとピン型。スッキリした顔と操作しやすい感じ、少し硬めの打感が好き。調子が悪くなると、たまに『2ボール』を使います」

「振りやすさ」は疲れたときに大事になる

シャフトに対するこだわりは、中学時代に父親に連れられて『セブンドリーマーズ』(現・イミドアンドサンズ)のシャフトフィッティングを受けてからだという。

「振りやすさは、試合終盤になったときとか体が疲れているときなどに大事になってきます。少しでも振りにくいなと思うクラブやシャフトだとスウィング自体がおかしくなるんです」

土手コーチによると、走りすぎない素直な挙動のシャフトが合うという。

「腰を痛めてからアイアンもカーボンにしたのですが、先がブンッとしなる感じがダメで。フックがきつくなってしまったので、カーボンでもスチールみたいな粘りのあるシンカグラファイト『LEXIA』に替えました」

ドライバーシャフトが一番のお気に入り

「より遠くへ」がコンセプトのシャフト「イミドアンドサンズ」を使用する川﨑。「振りやすさを追求した結果、このシャフトにしました」

イミドアンドサンズ

アイアンも振りやすさ重視でカーボンに

腰を痛めてから、アイアンもスチールから負担の少ないカーボンに。スウィングとの相性は上々のようだ

シンカグラファイト「LEXIA IL」

川﨑春花のクラブセッティング

練習日のため、セッティングには15本入っている
飛距離はトータルの数値

月刊ゴルフダイジェスト2023年2月号より