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「メリットしかない!」つまみ枝豆&江口ともみ夫妻が語る“パートナーゴルフ”のススメ

コロナ禍、ゴルファーが増えているが、“おふたりさま”でゴルフしている人たちをよく見かける。パートナーでゴルフするメリットや楽しさを、3組の素敵なご夫婦に伺った。まずはつまみ枝豆さん・江口ともみさんご夫婦の話から。

THANKS/裾野CC PHOTO/Hiroyuki Okazawa

つまみ枝豆(左)
つまみえだまめ。1958年静岡県伊豆市生まれ。「たけし軍団」のメンバーとしてデビュー。“とある時期”仕事がヒマになり、師匠のビートたけしとともにゴルフ三昧の日々を送って腕を上げた。ゴルフ歴約35年のレフティ
江口ともみ(右)
えぐちともみ。1968年東京都生まれ。タレント。20代前半、当時交際中だったつまみ枝豆にゴルフに誘われ、初ラウンド。ゴルフ歴30年超のベテランプレーヤー。静岡県を中心に数多くのゴルフ仲間がいる

夫婦で回るといいスコアもよく出ます

GD ご夫婦で行くゴルフの醍醐味を教えてください。

つまみ まず、気楽なところ。ゴルフで大変なのってみんなの日程を合わせるところでしょ。4人集めて、日にちを決めて、みんなの行きやすいコースを選んでって。それが夫婦だと圧倒的にラクです。コロナの影響で2サムOKのコースも増えたし。

江口 夫婦で2サムはほんとラク。前日に「明日、空いた。ゴルフ行く?」って、できるしね。

つまみ 前日でも予約できるコースが増えたのはいいよね。

江口 2サム割り増し料金なしだとさらにありがたい! あと、車移動も2人で一緒のところから出て帰るわけだから、やっぱりラク。

GD 交通費も安く上がりますね。

つまみ そうそう。あとプレー料金に夫婦割引があったら最高なんだけど。

江口 確かに映画館なんかだと夫婦割引があるのに、ゴルフ場はないかも……。

つまみ&江口 夫婦割引希望します!

GD なんだか、いいことばかり。ケンカになりませんか?


つまみ “ゴルフあるある”で、夫が教えたがりっていうのはあるよね。ゴルフ歴は夫のほうが長いことがほとんどだから。うちも最初のうちはあったかな。つい、ああだ、こうだ言ってしまって。彼女が「うんうん、わかってる。わかってるけどできないんだよ」とつぶやいたり。で、そのうち大きめの声で「わかってる!」って。で、こっちも「なんだよ」なんて(笑)。

江口 私、怒ってないのよ。ちょっとふてくされただけ(笑)。

つまみ でも、それで「じゃあ一緒に行くのやめよう」とは思わなくて「いろいろ言うのやめよう」と思ったね。ほら「ヘッドアップしてる」とか「タイミングがズレてる」とか「コックしないと」とか、細かい内容なのにざっくりしたアドバイス、あれは良くないね(笑)。「タイミングがズレてる」なんて、対処法、どれだけあるのよ、って感じでしょ。その場でできないことを言うもんじゃないよね。

江口 確かにそれは困る。でも、助かる助言もありました。私、特にゴルフを始めたころですけど、方向がよくわからなくなってて。とうさん(つまみさん)から「かあさん、向きが全然違うよ」って言われたことがあって。「え、合ってるよ」と思ったんですけど、スタンスの向きに合わせてクラブを置いてもらったらすごく右を向いてて「ほんとだ……」って。ああいうのはありがたかったですね。

つまみ いやいや、すごい怖い顔してたけどな(笑)。

江口 してませんっ(笑)。

GD 仲がいいですね(笑)。

つまみ はい(笑)。以前は「奥さんキレイですね」なんて言われると「いやいや」なんて言ってましたけど、最近じゃ「そうなんですよー」と答えてます。

江口 (笑)。

つまみ 
不思議なことに一人でいるより二人でいるほうがラクなんですよ。リラックスできる。

江口 だから夫婦で回るといいスコアもよく出るよね。いくら練習を積んでも、心身がリラックスできていないとパフォーマンスにつながらないと思うんです。スコアを出したかったら、夫婦ゴルフ、いいかもしれませんよ。

それぞれの友達で人脈も2倍に!

GD おふたりのベストスコアは?

つまみ 僕は76。

江口 私は82かな。

GD 二人とも上手だから、夫婦ゴルフもうまくいくのでは? もし、腕前に差がある2人だとやはりケンカになる……?

つまみ それがうちは、腕前が近いからというより価値観が近いというところが大きいかも。

江口 それはある。ゴルフの価値観、ね。

つまみ うん。スコアがどうのこうのじゃなくて、プレーファストだったり目土だったり、そういうマナーを大事にしていて。そこは夫婦とも同じ考え。そういう根幹がまったく違うと難しいかもしれませんね。

江口 私のベスト「82」もたまたまうまくハマっただけ。腕前は圧倒的に、とうさんが上。でも、大事なのはそこじゃないから。やっぱり、気が合うみたいです(笑)。

GD 今日はおふたりとも「フィドラ」のウェア。リンクコーデが楽しめるのも夫婦ゴルフの楽しみですね。

江口 そうなんです。フィドラさんは、派手すぎず大人のリンクコーデが楽しめますよ。あとは「ラフ&スウェル」なんかもよく着ます。

つまみ そうそう、2人でいろんなバリエーションのコーディネートがあるんです。スマホに保存してあるんです。こんな感じで……。

GD おしゃれ! そのほか、夫婦ゴルフで良かったことは?

江口 仲間の輪が広がることです。

つまみ それぞれの友達がいるから人脈も2倍!

江口 私の友達は、とうさんのこと「エディ」って呼びます(笑)。

つまみ 枝豆で「エディ」ね。で、こっちも「ハーイ」って返事してるからね(笑)。僕の地元は静岡なんだけど、もはや、かあさんのほうが静岡に知り合い多いから。ほんと「主」みたいな顔して。舎弟連れて歩いているよね?

江口 いませんっ(笑)。

つまみ でも、夫婦でゴルフ、デメリットがないです。いや、ほんと楽しいですよ。

おしゃれも夫婦ゴルフの楽しみ。街中でペアやリンクコーデが気恥ずかしいという方もゴルフ場でならチャレンジしやすい!

「お互いの仲間とも仲良くなれる。旅の幅も広がります」
●藤岡健介さん・千秋さん

健介さん(57歳・HC15)は、ゴルフ歴30年くらい。海外転勤が多く、特に6年いたアメリカで仲間を増やした。そんな姿を見て千秋さんは「ずっといら立ちながら送り出していました。まだ子どもが高校生で家にいましたから」。始めたきっかけは兄の還暦祝い。「ゴルフしてうちでご飯を食べようと。主人と兄2人だと間が持たない(笑)。姪っ子も来るので、私が入ればいいかなって」。昨年8月末の会を目指し7月上旬からレッスンへ。すっかりハマった。「55の手習い。この年で打ち込める趣味を持つ楽しさを実感。友人もでき、一緒に平日ランチ付き6000円のコースに行ったり。無駄な買い物に行かなくなったのでかえってよかった」。帰国後の住環境もゴルフにぴったり。近くにメンバーコースの総武CCがある。「9Hの北コースによく行きます。僕とだけ行く環境では続きません。他のご夫婦や仲間と行けるのもいい。アメリカからの仲間の会も、以前はラウンド時は一人買い物をして飲み会に参加していましたが、今はゴルフから参加です。ゴルフのテレビを見ていても怒られなくなったし、一緒に出掛けることが増えたのもいいです。隠れるようにゴルフショップに行ってましたから。それに国内旅行で1日はゴルフを入れる。バラエティが増えましたね」(健介さん)。

「休日を一緒にすごせる。家ではゴルフ番組だけが流れてます」
●能登雅志さん・祐子さん

2015年の北海道女子ミッドアマで優勝した祐子さん。まさか自分がゴルフをするとは思わなかったそう。「両親がゴルフをしていて、学校から帰っても不在で、子どもから見ると全然楽しくない。ゴルフする人はあまり好きではないイメージでした」。ゴルフを始めたきっかけはご主人だ。「結婚してすぐ、主人が仕事関係で始めることになり、当時は男性1人でレッスンに通うことが少なく、私を“ダシ”に一緒に習い始めました。最初は飛ばないし、何度もやめると言ったんですけど、休日に私を置いていくことにはしたくないと、子どもをあやすように、クラブ選びや技術を教えてくれました(笑)」。練習場に通ううち、シングルのおじさまたちと仲良くなり、競技を勧められた。「主人は本当にゴルフが好きなので、『やってみたら』と言ってくれて」。雅志さん(60)の現在のHCは4.8。祐子さん(54)は2.7。「途中で越しちゃいました。おじさんたちのメンタルトレーニングのおかげ。前半はわざと怒ってクラブで地面を叩き、後半はすべて『まあいいか』と言葉に出し、どちらがスコアがいいかなんて、学ぶんです」。月に4、5回は一緒にラウンドする。お互いにクラブ選択や技術を相談し合えるのもいい。「うちはゴルフ番組がずっと流れています。ドラマも見ていなくて皆の話についていけないこともあるんですよ(笑)」。趣味が同じだからこその将来設計もある。「主人は定年しても競技はしないかな。北海道は冬はゴルフができない。冬は私の身内がいる仙台でゴルフする生活もいいねと話をしています」。

週刊ゴルフダイジェスト2022年8月9日号より