話題の「EV」って実際どうなの? ゴルファー向きか大検証【動画あり】
PHOTO/Kosuke Mori Model/Yuka Hiruta
THANKS/カレドニアンGC、東名CC、鶴舞CC
車種が増えてきた電気自動車。コストは? 補助金は? 乗り心地は? クルマ雑誌出身の編集部員が徹底検証してみた!
そもそも「EV」とは?
●EV 100%電力を使ってモーターで走るEVカー。ガソリンエンジンは搭載していない
●PHEV エンジンとモーターで駆動。ケーブルから充電でき電力だけの航続も比較的長め
●eパワー 駆動はモーターのみ。ガソリンを発電機で電気に変換して走る。日産社が有名
●燃料電池車 水素と酸素の化学反応で得た電力で駆動。水素ステーションで補給し排出は水のみ
ゴルフカーとして最適
テスラやリーフといったEVは都内でも見かけるようになってきた。では実際ゴルファーには向いているのか? そして海外での普及率はどうなのか? ゴルフ好きの自動車ジャーナリスト石川真禧照さんに話を聞いた。
「ゴルフ場を往復すると平均して200キロくらいは走りますし、EVは走れば走るほどお得。それと静かで振動も少なく疲れにくいので、“走り好き”でなければゴルファーに最適です。ただ、ドイツやアメリカではまだ富裕層のセカンドカーという印象が強い。逆に言えばステータス性もあるわけです」
【EVはココがよかった 1】
EV専用の駐車場がクラブハウスに近い
クラブハウスから電力を通すため、EV用駐車場は、どのゴルフ場もクラブハウスから近かった。取材したカレドニアンGCは急速充電と普通充電を完備
【EVはココがよかった 2】
エンジンの振動が静か!
実際試乗してみて印象深かったのは静かだったこと。モーターとエンジンでは明らかに振動具合も違った。
●動画:走行中の室内の騒音を計測してみた!
【EVはココがよかった 3】
プレー後のテレワークも余裕!
EVは当然大きなバッテリーを積んでいるので電力量も豊富。災害時にも役に立つのだ
【EVはココがよかった 4】
往復230キロが1コイン!
走れば走るほどお得……とは一体どれほどか? まったく同じ車種で、駆動だけが異なるプジョー2008で富士エリアまで走ってみた。すると、電力量を家の電気代に換算すると驚きの結果が出た! やっぱり電気は安いのだ
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ゴルファーにオススメのEV9選
月刊ゴルフダイジェスト2021年8月号より