自律神経の安定でスコアアップ! “ヨコシン”監修の健康メニューが鎌倉パブリックに登場
「ヨコシン」こと横田真一が監修したメニューが鎌倉パブリックゴルフ場に登場した。ゴルフで重要な自律神経を安定させる効果があるというが……。
神奈川県にある鎌倉パブリックゴルフ場は、若年ゴルファーを対象とした“ゴルコンなどユニークなイベントを催してきたが、今回、企画したのはレストランで提供する「もっと長生きみそ汁定食」というランチメニューだ。
同メニューを監修したのはプロの横田真一。横田はツアーの一線を退いた後、順天堂大大学院で学び、医学修士の学位を持つ。自律神経研究の第一人者、小林弘幸教授のもとで学んだのが「自律神経(交感神経、副交感神経)の安定がゴルフ上達に役立つ」ということ。そのための一方法としてオーガニック料理の効果が大きいという結論に至った。横田は同料理を提供する店を麻布十番にオープン。
その店とコラボしたわけだが、経緯を同ゴルフ場専務の手塚勇貴氏は次のように話す。「横田プロからの提案で始めました。以前、横田プロの店で料理をいただいたことがあるんですが、体にいいという有機野菜の食材・調理に感銘を受けまして『ぜひウチでも』となりました。添加物が入ってない食材は厨房に真空パックを用意したことで、保存も少しはきくようになりました」
横田は「医療費の高い米国では予防療法が進んでいて、オーガニック料理研究はその最先端にあると聞いています。いうまでもなく、アスリートにとっても食事は大事な要素。ゴルフで運動して、食事でも健康増進を」と話す。
メニュー名になっている味噌汁は、横田の学問の師匠(ゴルフでは横田の生徒で共著のレッスン本も出版)、小林教授が発案したもので、老化抑制、コレステロール値を下げ、免疫力を高めるなどの効果が期待できるというのだ。
味噌汁は赤味噌と白味噌、玉ネギとリンゴ酢を合わせたもの。また血糖値の上昇を抑える玄米、総菜にはイワシの梅煮、しいたけ、ジャコと大根おろし、納豆・ぬか漬けなどの発酵食と、健康的な食材が並ぶ。定食の総カロリーは500キロカロリーで、ダイエットにもぴったり。
最近は女性、高齢者だけでなく、若い人の注文も増えてきたそうで、多いときには10食以上注文があるという。
週刊ゴルフダイジェスト2021年6月22日号より