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コースを“歩いて”健康に! 北武蔵CCで「ウォーキングプラン」が登場

コロナ禍で運動不足だという人にもうってつけ。広いゴルフ場を歩く企画が好評を得ている。

埼玉県にある北武蔵CCでは健康応援企画として「春のウォーキングプラン」(9ホール)を開始。「運動不足解消・リフレッシュ効果・快眠促進。ゴルフをやる人には歩測で距離感・セルフマネジメント力向上」を謳うプランだ。

午前6時半~7時頃、または14時頃スタートで、9ホールを徒歩で回るというもの。ウォーキングだけでもいいが、クラブ数本を持ってプレーしてもOK。実施期間は6月末日までだが、その間はお試し期間体験料として、メンバー2000円、友の会3000円、ビジター3500円。ウォーキングのみの人はゴルフシューズを無料レンタルできる。

同CCはリソルグループ(全国に13コース営業)。同グループのアドバイザーを務める医学博士の青柳幸利氏は、徒歩と健康の関係を研究していることで知られる。得られた結論は「1日8000歩、そのうち早歩き20分」が健康寿命延伸に効果ありとのこと。9ホールウォーキングはそれに適合しているという。歩数計は無料レンタルできる。

1人でも2人でも参加可能で、クラブ4、5本抱えてプレーする人が多いというが、通常のキャディバッグを担いでももちろんOK。

このプランについて同CCの小山龍一支配人は「初めてゴルフ場の芝を歩く人はゴルフを始めるきっかけになるでしょう。それにリモートワークで運動不足になっている人が多いですから“8000歩・早歩き20分”を体感してほしいですね」と話す。

同CCでは8年ほど前から“鉄人ゴルフ”も実施(5月25日~8月27日の平日限定)。乗用カートを利用し、日の出~5時15分にスタートして45ホールに挑戦するプランで、料金は1万3500円。プラス9ホールも可能(3300円追加)。54ホール達成者には“鉄人”の記念品が贈呈される。

また同CCにはボランティア制度もあり、コース内の目土作業、練習場のボール拾いなどに参加すれば、協力度に応じてプレー券が発行される。

これらの企画はいずれも健康がキーワード。ゴルフ場だからといって、プレーするだけが利用法ではないのだ。

あえてプレーせずに歩いてみると、新たな発見があるかも?(PHOTO/Hidetaka Yamada)

週刊ゴルフダイジェスト2021年4月13日号より