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【名物ホールでいつかバーディ】Vol.15 水量豊かな清流がコースを横切る「木曽駒高原CC」5番パー4

かつてチョイス誌の編集長も務めたゴルフコースのスペシャリストが日本全国の名物ホールをレポート。今回紹介するのは、木曽駒高原CCの5番ホール。

【名物ホールFile 15】

木曽駒高原CC 5番ホール
427Y PAR4

リゾートコースながら
緻密なマネジメントが要求される

木曽駒ヶ岳山麓に展開する木曽駒高原カントリークラブは、白樺林に囲まれた高原にあり、標高は1000メートル。5、8、9番にはフェアウェイを横切る清流もあり、夏季の平均気温21度という爽快な高原リゾートコースでもある。

シグネチャーホールは5番。バックティーから427ヤード、レギュラーからでは404ヤードと距離のあるパー4だ。しかもほぼフラットなため、仮にティーショットを200ヤード飛ばしても、グリーン中央まで200ヤード以上残ってしまうタフなホール。アベレージヒッターは、自ずと寄せワン狙いなる。

ティーショットはフェアウェイ右寄りにそびえる樅の木の左を狙って打ち、2打目は5番ウッドでグリーン手前のエッジ付近に運ぶという作戦で攻めてみた。樅の木周辺のフェアウェイは左から右に傾斜があるため、落下地点によってはボールが右へと流され、木がスタイミーになるので要注意だ。

グリーンは幅32ヤードに対して、奥行きは25ヤードと比較的小さめ。左奥から右方向にかけて傾斜があるので、グリーンオーバーは特に難しい寄せを強いられる。このホールは特にセオリー通りに手前から攻めるのが正解だ。

いかにも高原のリゾートコースらしいのびのびとした風景のホールのため、一見やさしそうな印象を受けたが、スコアカードを見たらハンディ1。なるほど、戦略性を問われる。ボギーで切り抜けられたら御の字なのだ。

コース内の湧き水でひと息つける

コース内から湧き出る水は水温が低く清涼感もあり、乾いた喉を潤してくれる。持ち帰りたくなる美味さ

木曽駒高原カントリークラブ

長野県木曽郡木曽町日義4898-5
18H・6768Y・P72 
コース設計/石井健一郎


文/吉川丈雄

特別編集委員。1970年代からアジア、欧州、北米などのコースを取材。チョイス誌編集長も務めたコースのスペシャリスト。現在、チョイス誌ベスト100選考委員、日本ゴルフコース設計者協会名誉協力会員としても活動


月刊ゴルフダイジェスト2022年7月号より