【ゴルフせんとや生まれけむ】近藤くみこ<後編>「小祝さくらさんと吉田優利さんに注目しています!」
ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回の語り手は、前回に引き続きお笑いコンビ「ニッチェ」の近藤くみこさん。
スコアが100になるくらいまでは譲っていただいたハーフセットを使っていたのですが、もっと本格的にやろうと思いフィッティングをしてもらって自分のクラブを買いました。
ウッド系はオノフ、アイアンはピンにしました。オノフは音がめちゃめちゃいいんですよ。ただ、フィッティングをしてもらったにもかかわらず、ユーティリティが全然当たらないんです。たぶんユーティリティはアイアン寄りの気持ちで振らなきゃいけないんですけど、私のセッティングはウッドが少し重くてアイアンが軽いので、アイアンの気持ちでは振れないんですね。練習場でも10球打って1回当たるかどうかで、コースではまったく当たらないので、いまはもう捨てたい気持ち(涙)。
それと、知り合いの方がパターを買い替えたとき、今まで使っていたスパイダーを「よかったら使って」と譲ってくれて、夫は使わないと言ったので私が使ってみたら感じがよかったので、そのパターに替えたんですよ。そうしたらめちゃめちゃ打ちやすくて、パット数が劇的に変わりました。前のパターも今のパターもマレットタイプなんですけど、すごく軽いので距離感が合わせやすくなりました。
今はコースに行けるときは週1ペースで行っています。彼が一緒に行けないときは、彼抜きで彼の知り合いと、みたいなこともあります(笑)。ただ、スケジュール的になかなかコースに行けないこともあって、そういうときは練習場に行くんですけど「コースに行きたい!」とウズウズしています。やっぱり練習場とコースでは楽しさの質が違いますよね。
それだけコースに行くようになると、ゴルフウェアも必要ですよね。そこで友人に「ゴルフウェアを買うんでどこかに連れて行って」と頼んだら、パーリーゲイツに連れて行ってくれたんです。どれもなかなかのお値段なんですけど(笑)、ああ、ゴルフウェアってそういうものかと思って何着か買いました。もう少しお財布にやさしいブランドもあると知ったのは、その後のこと(笑)。私の場合、体型に合うサイズがなかなかないので、ウエストのゴムが圧倒的にゆるいやつとか、男性用でもこだわらずに探しています。
ゴルフを始めてからトーナメント中継も見るようになりました。気になっている選手は小祝さくらさんと吉田優利ちゃんです。私は身長が低いので、原英莉花さんみたいに身長が高くて手足が長い人のショットを見てもしょうがないと思って。だから身長がそんなに高くない選手を注目して見ちゃいますね。「この人ができるということは、体の構造的にはできるはずだから、もっと練習したほうがいいな」という見方をしています。
プロのスウィングを見てもう少し上手になり、レディスティーで80台が出るようになったら、レギュラーティーから回ったほうがいいですよね。そのためにはドライバーの飛距離をもう少し伸ばし、平均200ヤードは飛ばせるようになりたいですね。
近藤 くみこ
1983 年、三重生まれ。日本映画学校(現日本映画大学)在学中に江上敬子と知り合い、お笑いコンビ「ニッチェ」結成。2017 年、2018 年「女芸人NO.1 決定戦 THE W」で決勝進出。 レギュラー番組TBS「王様のブランチ」等。2020 年11 月1 日に一般男性との結婚を発表
週刊ゴルフダイジェスト2021年8月3日号より