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今年の全英は「ロイヤルセントジョージズ」日本人で初めて挑んだ3選手とは?

松山英樹のマスターズ制覇によって、今年7月に開催される全英オープンの公式サイトでも「日本人の全英ベストフィニッシュ」と題した特集が組まれるほど、日本人選手に注目が集まっている。

1981年の第110回大会で、青木功、尾崎将司、安田春雄の3人が日本人として初めてロイヤルセントジョージズでの全英オープンに参戦した

立ちはだかるリンクスの壁

全英オープンに日本人として初めて参加したのは1932年の宮本留吉で、これが日本人初のメジャー出場だと先週触れたが、今年の全英オープンは7月15日~18日にイングランドのロイヤルセントジョージズで開催される。全英オープンの会場のなかで、もっとも南に位置し、ロンドン中心部から車で約90分のケント海岸沿いに広がるリンクスだ。1894年にスコットランド以外で初めての全英オープンの舞台となって以来、今年で15回目の開催となるが、日本人がロイヤルセントジョージズでの全英オープンに参加したのは1981年の第110回大会が最初。青木功、尾崎将司、安田春雄の3人が出場した。

青木功は初日「71」の1オーバーで首位と1打差の3位タイと好発進。2日目は「73」のトータル4オーバーで一歩後退するも、3日目に「69」で4位タイに再浮上。結果は11位タイで終わっているが、実はこれがロイヤルセントジョージズでの日本人最高位。85年は新井規矩雄、前田新作、尾崎健夫、尾崎直道、中村通の5人全員が予選落ち。93年は6人が参加し水巻善典ただひとりが決勝に進み27位。2003年は8人が参加し、片山晋呉(34位)、友利勝良(69位)の2人だけが予選通過。そして直近の2011年は6人が参加し、予選通過は池田勇太(38位)のみ。

青木功はセントアンドリュース(78年)とロイヤルリザム&セントアンズ(79年、88年)で7位、中嶋常幸はターンベリーで8位(86年)。ロイヤルトゥルーンでは倉本昌弘4位(82年)、ロイヤルリバプールで谷原秀人5位(06年)、ミュアフィールドで丸山茂樹5位(02年)、松山英樹6位(13年)と、他のコースに比べてもなぜか相性がよくない。しかし、少々気が早いが、今年はいやが上にも、期待が高まるだろう。

81年大会を制したビル・ロジャースは端正な容姿と美しいスウィングで「パンサー」と呼ばれ人気を集めた。77年の太平洋クラブマスターズ優勝、80年、81年のサントリーオープン(写真)連覇など日本ツアーでも活躍した

週刊ゴルフダイジェスト2021年5月4日号より