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【ゴルフせんとや生まれけむ】坂口智隆<前編>「先生はYouTube! クララ先生に習ってみたい」

ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回の語り手は、元プロ野球選手の坂口智隆氏。

現役をやめてすぐ、ヤクルト時代の後輩、上田剛史がやっているYouTubeに出演したんですよ。その時、今ハマっているのは何って聞かれて「ゴルフ、目標は85を切ること」と堂々と宣言したんやけど、1年経っても全然あかん(笑)。自分では簡単にクリアできる目標だと思っていたんやけど、92までしか出ないんです。95と105の間を行ったり来たりで、今でも100の壁に跳ね返されることもあります(※この取材の後、84をマーク)。

ゴルフを始めたのは高校を出てプロに入ってから。シーズンオフになるとチームの納会や選手会のコンペがあるんですが、せいぜい年に2、3回。それも仕方なく行くという感じやったから練習なんか全くしないで、気が向けばラウンドの前日にちょこっと打ちっ放しに行くくらい。当然のことながら、そんなんじゃ上手くなるわけはなくて、やり始めの頃はメチャクチャなスコアで電卓が必要なほど計算が大変やったんですよ。確かに18ホール回って1回でも真っすぐめっちゃ飛んだらそれがたまらなく嬉しかったことは覚えているけど、ハマるまでには及ばないという、そんなゴルフが20年間続いていたんです。

それが現役を引退したら、あちこちから「やろうよ」って声が掛かってゴルフの回数がやたらに増えました(笑)。そうなると、いつまでも100の壁に打ち負かされていてはあかんし、人に負けてばかりいるのも悔しいやないですか。それで時間があれば練習場にもマメに通うようにしたんやけど、練習場ではいい球が出るのにコースに行くと全然できひん。何でなんやろ。以前、知り合いのレッスンプロのところに通ったこともあったんですが、定期的に行けないと何だか逆に失礼なような気がして、今まではあちこちのYouTubeを巡って自分に合いそうなレッスンを参考にしていたんです。

でも、それやとどうしても迷ってしまうことも多い。これではあかん。1人に決めようと思って今はクララ先生に絞っています。クララ先生って昔アメリカのジュニアの大会でタイガー・ウッズにも勝ったことがあるという倉持雅樹さんっていうプロコーチ。何でも交通事故に遭ってプロテストを受けることができなくなったので、プロではないけどすごい人なんですよ。教え方もうまいし、できることならクララ先生に1カ月くらい付きっきりで習ってみたいですねえ。

だって、1人で打ちっ放しに行っても自己流でやっていたら何が正解か分からないやないですか。仮にミスショットをしても、それがいいミスなのか、あるいはダメなミスなのかが分からへんし、いいショットが出てもほんまにいいショットなのか、それともナイスショットやのに実は良くない打ち方をしているのかもしれません。それを知りたい。

たまに一緒に回った友達が撮ってくれたスウィング動画を見たりすると「これが俺」ってガッカリしちゃいます。やっぱりやるからにはプロみたいにフィニッシュがピタッと決まった、格好いいスウィングになりたいじゃないですか。憧れますね。

>>後編につづく

坂口 智隆

1984年神戸市生まれ。神戸国際大附高時代に投手として甲子園出場。2002年、ドラフト1位で近鉄に入団。その後、オリックス、ヤクルトで主力として活躍。プロ通算1526安打。22年に現役を引退し、現在は野球評論家。ベストスコア84

週刊ゴルフダイジェスト2024年6月11日号より