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【名手の名言】ジャック・バーク・ジュニア「いま終わったショットはすぐ忘れ、次のショットに集中せよ」

レジェンドと呼ばれるゴルフの名手たちは、その言葉にも重みがある。ゴルフに限らず、仕事や人生におけるヒントが詰まった「名手の名言」。今回はプレーヤーとしても指導者としても活躍し、近代のアメリカゴルフ理論を日本に伝えたジャック・バーク・ジュニアの言葉をご紹介!


いま終わったショットはすぐ忘れ
次のショットに集中せよ

ジャック・バーク・ジュニア


ゴルフはミスのゲームである。

18ホール回って「あの1打は完璧だった」というショットは1回あるかないか。たとえプロであっても、完璧なショットは1ラウンドで数回程度だという。もちろんプロとアマでは「完璧」の基準が大きく異なるが、ショットの大半が「ミス」であることには変わりはない。

つまりゴルフでは、どんな名人であろうとミスは必ずするものなのだ。なので大事なのは、そのミスにどう対処するか。これだけで、スコアは大きく変わってくる。

たとえばティーショットを大きく曲げてしまっても、セカンドを冷静に、次打が打ちやすい位置に運べれば、3オン2パットのボギーは十分に可能だし、3打目を上手く寄せられればパーで上がることも可能だ。ところが、ティーショットのミスを引きずって、林の中からの2打目でムリにピン方向を狙おうとすると、さらなるミスの連鎖を招きやすい。

1956年にマスターズと全米プロを制し、のちに指導者としても活躍したジャック・バーク・ジュニアの冒頭の言葉のように、いかにミスを忘れ、次の1打に集中するかが重要になる。

もちろんミスの度合いが大きければ大きいほど、気持ちを切り替えるのは難しい。かのタイガー・ウッズが実践していることで話題になった「10秒ルール」のように、10秒間だけは自分に怒っていいと決めることで、それ以降は気持ちをフラットに戻す方法など、自分なりの切り替え方法を作っておくといいだろう。


トラブルに陥ったら
あなたが体得しているショットをせよ。
体得したいと願っているショットではなく

ジャック・バーク・ジュニア


トラブルに陥ったら、多くのゴルファーは、そのミスを一挙に取り返そうと思って、無謀とも思えるチャレンジショットを想起する。イメージだけは頭の中で描けるので、打っていけそうに思えるのだ。そして結果、そのほとんどが失敗して、さらに窮地に陥ってしまうのが常である。

後から冷静に考えると、無謀なことと理解できるのだが、その場では全く別人になってしまうのだ。そしてその連環を繰り返す。ダッファーから脱出できないパターンである。

練習でできていないこと、あるいはやっていないことは、本番でいきなりできるものではない。トラブルに陥ったときほど、自分が自信をもって打てる打ち方や番手で、そこから脱出するための最善を尽くすこと。

そしてあの状況であんなショットが打ちたかった、という願望を覚えておいて、それを体得するために練習をする。そうバークは諭しているのだ。

■ジャック・バーク・ジュニア

1923年米国生まれ。父親もプロゴルファーで、3歳でクラブを握り、19歳でプロ入り。1956年、マスターズ、全米プロに優勝した戦績もだが、ゴルフ指導者としても知られている。著書『ゴルフの極意』(原題Natural Way to Better)は、近代アメリカゴルフ理論を初めて日本に紹介したとして有名。2度も来日した親日家だった。

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