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【ギア選びのウソホント】Vol.159 腰、肩、手首…だけじゃない! ゴルファーは“目”のケアも重要です

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

ゴルファーの病気といえば、腰痛や手首痛、グリップした際の小指や人さし指の痛みが主に挙げられます。それとは別に、アマチュアゴルファーの皆さんに気をつけていただきたいことがあります。それは目の病気です。

みなさんは聞き覚えがないかもしれませんが、「翼状片」という病気があります。この病気は競技志向のサーファーやゴルファーに多く、『白目(結膜)部分が異常に増殖して、角膜(黒目)の上にかぶさるようになってしまう目の病気』です。この原因に挙げられるのが“紫外線”です。国外では性別を問わずどの試合でもかなりのプロゴルファーがサングラスをしています。その理由は紫外線や日差しから目を守るためで、「翼状片」という病気の予防にも一役買っています。

“眼精疲労”という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは紫外線などの外部の刺激や目の使い過ぎによって、目だけでなく全身に疲れを感じる状態のことです。この疲労を回避し、集中力を保つことが、良いスコアでラウンドするためには必要最低限のことなのです。それにはサングラスはかなり効果的。また、グリーン上の傾斜もはっきりしますし、風の強い日には目が乾燥しにくいという利点もあるのです。

堀越良和

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2023年11月14日号より