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一見さん大歓迎! 岐阜県・グリーンヒル系列コースのサービスがビギナーにやさしすぎる

初心者ゴルファーに対してハードルをグンと下げるどころか、ほぼなくしたゴルフ場がある。

岐阜県にあるグリーンヒル関GCと同系列のグリーンヒル瑞浪GCの2コースだ。両GCが昨年から実施している「ビギナーズ応援パック」の内容とは……。

通常のバック、レギュラー、シニア、レディスのティーイングエリアの前に“オレンジティー”を新設。総ヤーデージ数を4000Y(パー3=100Y前後、パー4=200Y前後、パー5=300Y前後)程度に設定した。

この発想のきっかけは6年前から両GCがLPGA主催の「日本小学生ゴルフトーナメント」の中部北陸予選会場になったことだった(昨年はコロナ禍のため中止)。小学高学年はレディスティーから打つが、低学年はそれより前に臨時のティーを置いたことから、そのまま本物のティーを作ったという。

総支配人の福川恵璽氏は同プランについて「ビギナーにはもっとゴルフの楽しさを体感してほしいと思ったからです。初心者が最初から6000Yもあるティーからでは苦しいだけでしょう。また距離の落ちた高齢者でもパープレーができるかもしれないと思うと楽しいじゃありませんか」と話す。

さらに福川氏はさらなるアイデアを。「これから先、どれくらいゴルフをやるかわからないビギナーが新品クラブを最初から買うことはありません。それならレンタルクラブ、それも最新のモデルを用意しようと考えました」

同時期にミズノがレンタルクラブの導入をゴルフ場に勧めていたことから、両社の間でリース契約(3年更新)を締結。3年期間で最新のクラブ16セット(男性用8セット、女性用8セット)が現在、用意されているという。これで、ゴルフを始める人にとっての大ハードル、初期投資が大幅ダウン。

さらに、レンタルクラブを活用し「手ぶらでゴルフパック」というプランも企画。出張コンペ、急なエントリー時にも対応できるようにした。加えて電車に乗ってきてレンタルクラブを利用する人には、最寄りの駅からのタクシー料金を負担するサービスも。

コロナ禍の意外な効果で、若年層のゴルファーが増えている現状もある。コースにとっては「この機を逃すな」という心境なのかもしれない。

新規ゴルファーが増えているいま、ゴルフ場は知恵の絞りどころだ(PHOTO/Shinji Osawa)

週刊ゴルフダイジェスト2021年3月9日号より