【なんでもランキング】Vol.80 川岸史果はかつて257Yで2位! 全盛期の飛距離を取り戻せるか? 国内女子ツアー“2017年”の平均飛距離トップ10
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第80回は、“2017年”国内女子ツアーの平均飛距離トップ10をご紹介!
先日のリシャール・ミル ヨネックスレディスで川岸史果が6年ぶりのツアー2勝目を飾った。
プロゴルファーの父・川岸良兼と母・喜多麻子の次女として生まれ、ジュニア時代から“怪物の娘”として注目を浴びていたが、高校卒業後はプロテストに3度失敗。2016年に4度目の挑戦でようやく通過。その年のQTで26位となり、翌17年からツアーにフル参戦。すると開幕戦からいきなり優勝争いに加わり2位。9月のマンシングウェアレディース東海クラシックで初優勝するなど、この年、トップ10入り13回と大ブレーク。
だが翌年、突然、ドライバーの不調に見舞われる。曲がり幅が大きく、「(ティーショットを)誰か人(ギャラリー)に当ててしまうんじゃないか」とまで一時は思い詰めたという。その後、クラブ契約フリーになり、21年後半あたりからドライバーの調子が戻ってきたというが、昨年の平均飛距離は247.09ヤードで11位。初優勝した17年のドライビングディスタンスは全体の2位で257.45ヤードなので、今後どこまで戻せるか。
その17年に川岸より飛ばしていたのは、ただひとり260ヤード超の葭葉ルミ。奇しくもこのふたり、今年のヨネックスレディスの1ラウンド目に一緒の組になっていた。優勝後の会見で「葭葉ルミさんは合宿する仲なので、今回メンバーに恵まれたかもしれません」と川岸は語っていたが、これも何かの縁かもしれない。
<2017年国内女子ツアー 平均飛距離トップ10>
週刊ゴルフダイジェスト2023年6月27日号より
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