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欧州で一番人気のコンパクトSUV。ルノー「キャプチャー」

PHOTO/Hirohiko Mochizuki MODEL/Rino Amemiya(GOLULU)
THANKS/カメリアヒルズCC

ゴルフ好きの自動車ジャーナリスト・小沢コージがゴルフに最適なクルマを求めて奔走する連載「小沢コージの只今コージ中!」。第56回はルノー「キャプチャー」の実力をチェック!

小沢コージ
各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」(毎週土曜17時50分~)に出演中。YouTubeで「KozziTV」を配信。ゴルフ歴は約20年のエンジョイ派でハーフラウンド好き

女性も運転しやすいコンパクトSUV

地味目ですけどプロの自動車ジャーナリストや業界人に愛されているブランドがあります。それはフランスの国民車ルノー。日本では日産とアライアンスを組む会社として有名ですが、欧州では常にドイツの巨人VWと対比されるメジャーなフランスメーカー。

なかでも現地欧州でルノーはVWよりも早く本格乗用SUVを展開。その筆頭が2013年に発売されたコンパクトSUVの初代キャプチャーであり、ときに欧州SUV販売ではナンバー1に輝く人気車として君臨しておりました。

そして2代目が全面改良されてデビュー。20年も欧州ナンバー1の座を獲得、満を持して日本に登場してきたのです。さっそくゴルフドライブに駆りだした新型ですが初代の美点を見事に進化させ、欠点を消し去っています。ボディサイズをひと回り拡大。全長はプラス95㎜の4230㎜、全幅はプラス15㎜の1795㎜、全高はプラス25㎜の1590㎜で室内の広さに関わるホイールベースもプラス35㎜でセグメントトップに。現地では評価の高かったお目々パッチリ、小沢的には少女マンガ風に見えたフロントマスクに鋭いカギ状のLEDディテールが導入されてよりシャープに。

同時に室内は当然広くなり、特にリアシートは大人3人がゆったり座れ、ラゲッジ容量も最大で536L確保。

さらに昨年末に登場した日産ノートe-POWER と新世代プラットフォームが共通しており、ボディ剛性も上々。ステアリングフィールは上質だし、乗り心地も硬めななかにもしなやかさあり。パワートレインも新世代の1.3L直4ガソリン&7速デュアルクラッチを搭載。ピークパワーは兄弟車ルーテシアより23ps増え、少し重めのボディを必要十分かつ軽快に走らせてくれます。

ゴルフで使うには十分な実力と、女性でも扱いやすいコンパクトさを兼ね備えたSUVなのですが、唯一疑問なのがラゲッジ。最大容量500L超はヘタなステーションワゴン顔負けなのに、横幅が狭く、キャディバッグはそのままでは1つも載らないのです。リアシート片側を倒せば2セットは楽勝ですが少々もったいない空間デザイン。悪くはないのですがフランス人、あまりゴルフに積極的でない? は本当なのかもです。

(左)広い視界と操作性に配慮した水平基調。ステアリングは本革巻きで価格を感じさせない配慮がある(右上)ラゲッジスペースは536Lとステーションワゴン顔負けだが横幅が狭く、国産車やドイツ車のように凹みもないので、キャディバッグはリアシートを畳んで積載(右下)オシャレ好きパリっ子もうなる全車ツートンカラー


ルノー キャプチャー インテンス テックパック

全長×全幅×全高/4230×1795×1590mm
メーカー希望小売価格/319万円~

週刊ゴルフダイジェスト2021年4月20日号より