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トム・ワトソンがゴーカートで転倒。  左肩に重傷を負っていた

メジャー8勝のトム・ワトソンがゴーカートで転倒し大怪我を負っていた。

米ゴルフウィークの報道によるとワトソンは11月14日、カンザス州にある自身の農場でゴーカートに乗っている最中に横転。左肩に重傷を負い、4日後の18日ニューオリンズで人工肩関節に置き換える手術を受けた。

担当医のフェリックス・B・サボア氏はスポーツ医学に精通し、肩とひじのスペシャリストとして知られる人物。ワトソンはツイッターで手術翌日(19日)にギプスで左肩(腕)を固め病院のベッドに横たわる姿を投稿し、サボア医師に感謝のコメントを載せている。

タイガー・ウッズ親子が出場する来月のPNCチャンピオンシップに息子のマイケルと出場する予定だったが残念ながら今回は欠場。

今年4月のマスターズでワトソンは初めてJ・ニクラス、G・プレーヤーとともに名誉スターターの重責を担った。聖地セントアンドリュースで開催された第150回全英オープンにも出場。大会5勝の実績を持つ73歳にとってセントアンドリュースでのラストランだった。

また、彼は19年に最愛の妻ヒラリーさんを膵臓ガンで亡くしている。”カッティング“と呼ばれる乗馬競技を亡き妻の影響で始め、「最高の趣味」と夢中に。ゴルフと乗馬で体幹を鍛えていたはずだが、まさかゴーカートで転倒し大怪我を負うとは。

本人はツイッターで冗談めかして「ゴーカートは若者のためのもの」とつぶやいている。

余談だが、今年7月の全英オープン直前にワトソンは長年友人関係だったCBSスポーツのレスリーアン・ウェイドさんと結婚。だがわずか3カ月でウェイドさんの「予想外の病気」によって破局。しかし「離婚しても彼は私のすべて。私たちの関係は永遠」とウェイドさんはSNSに投稿している。

レジェンドの人生は波瀾万丈。一日も早い回復を!

週刊ゴルフダイジェスト2022年12月13日号より