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【ゴルフジム】「ロングアイアンで球が引っかかることが多いんです」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ロングアイアンで引っかけが出る」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/ダイナミックゴルフ千葉

教える人/齊藤かおり

さいとうかおり。岩手県出身。29歳でゴルフを始め、米LPGAティーチング資格を取得。20年、同A級取得。ドラコン競技で342ヤードの日本記録を達成し、世界大会にも出場。ドラコン日本大会10勝。(株)岐本金属所属

<今週のお悩み>
「ロングアイアンで
強い引っかけが出ます」

●木野幹雄さん(57歳/身長167cm/ゴルフ歴15年/ベストスコア81/平均スコア87)
ボールがかなり右足寄り。そのボール位置に対して、リリースを早めてインパクトしているので、インパクト後の手の返りが大きい。ボール位置が、一般的な「左足かかと線上」にあれば、ヘッドの返りすぎを抑えられるはず

木野 5番アイアンとか、長めの番手になってくると引っかけが強くなるんです。隣のホールまで曲がることもあったりして……。

齊藤 木野さんは、アドレスでヘッドを浮かせて構えるクセがありますね。そのせいで、スウィングのスタート位置が毎回、バラバラです。それに、ボール位置が少し、右足寄りすぎますね。たとえば、両足を閉じた状態で打つとしたら、どこにボールを置きますか?

木野 閉じた両足の真ん中ですね。ここじゃないと、バランスが崩れちゃいます。

体の正面でボールをとらえられていません

齊藤 では、その位置にボールを置いたまま、左右の足を開きます。左足は靴1足分、右足はそれより少し多めに開いてください。どうですか?

木野 あ、いつもより左足寄りになりますね。

齊藤 その位置にボールがあれば、インパクトとリリースのタイミングが合いますから、フェースの向きを保ったまま、無理なくフォローを出していけます。

木野 今までは確かに、早めにリリースして当てる感覚がありました。

齊藤 右足寄りのボールに合わせてリリースすると、その時点でヘッドが先行しすぎた形になっているので、インパクト後に急激にヘッドが返って、左に振られます。それが、引っかけの原因ですね。

木野 なるほど。

齊藤 適正なハンドファーストで、体の正面でボールをとらえると、手を使わずに体の回転で振っていけるので球筋が安定します。

これで解決!
「正しいボールポジションで
 体の正面でヒットしよう」

Drill 1
両足を閉じてボールを打つ

左右の足をくっつけて構え、できるだけ普段通りのスウィングの大きさ、スピードでボールを打つ。バランスを崩さずに打てるところが、適正なボールポジションということ

両足を閉じて打つドリルの後、左右の足をバランスよく開くと、それが正しいアドレスの形になる。ボール位置が適正だと、ややハンドファーストで、番手通りのロフトで当てられる

Drill 2
右足を1歩引いた状態で打つ

正しいボール位置は、左足との関係で決まる。右足を1歩引いて、ほぼ左足だけで立った状態でボールを打つ。バランスが崩れるようなら、左足とボール位置の関係が悪いということ

Point
手元を低く保つ

インパクトで手元が高くなると、シャフト軸を中心にヘッドを回転させやすくなる(=フェースがかぶりやすい)。手元を低く保つと、フェーススクエアの時間を長く保てる

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月1日号より