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トニー・フィナウが8100ヤードのモンスターコースで「60」! ファン騒然

トニー・フィナウがプライベートラウンドであわや「57」をマーク!? 実際には3ホールでカップに蹴られ60にとどまったが、全長8100ヤードでの快挙にSNSが沸いている。

我々には考えられない次元のレベル!(PHOTO/Blue Sky Photos)

フィナウがプレーしたのは地元ユタ州にあるベインテッドバレーGC。ツアー屈指の“いい人”は友人とのラウンドで1イーグル、10バーディでコースレコード「60」を叩き出した。

「前の日にビデオゲームでこのコースをプレーしていて、60なんてとんでもないと思っていたけれど……」としたうえで当日のスコアカードをインスタグラムにアップ。48万2000人のフォロワーを持つフィナウの投稿に2万3000人以上が即いいね!をつけ、「信じられない」「リップアウト(カップに蹴られる)が3つもあって60だなんてどうかしてるぜ」と絶賛の嵐。

コースの所在地は標高が高いため球は平地よりも飛ぶが、それにしても8100ヤードで60とは恐れ入る。後日ショット・バイ・ショット(すべてのショット)の動画もアップされ、いかにフィナウが楽々と60をマークしたかの詳細も明らかになった。

17番パー5でバーディを奪い、18番では決めれば59のバーディチャンス。しかし惜しくも打球はカップ左を抜け、タップインパーで18ホールを締めくくった。

16年の初優勝以来、「フィナウが勝てないのはツアーの七不思議」といわれた時代を経て21年に5年半ぶりの2勝目を挙げると、今年は7月に2週連続優勝を飾ってフェデックスカップのポイントランクは自己最高の9位。好調のままシーズンを終え、プライベートラウンドながら目前のプレジデンツカップに弾みをつけるビッグスコアをマークし自信を深めた。

タイガーがキャプテンを務めた前回のパリ大会ではキャプテンピックで初出場を果たしたが、今年は堂々のポイントランクでの参戦。世界選抜にとって手強い相手になりそうだ。

週刊ゴルフダイジェスト2022年10月11日号より