【初シード女子を直撃!】#3 菅沼菜々「10mでも入れる自信があります!」強気のパットが武器【誌面未掲載カットあり】
2020-21シーズン、念願の初シードを獲得した3人の女子プロを開幕前に直撃。このオフ、どんなことに取り組んだのか、そして今シーズンの目標は? 3人目は、昨シーズン賞金ランク47位で初シードを獲得した菅沼菜々。
PHOTO/Osamu Hoshikawa THANKS/八王子CC
菅沼菜々
2000年2月10日生まれ。東京都出身。身長158cm・AB型。埼玉栄高校卒。2018年プロテスト合格。ゴルフ歴: 5歳~
2020-21シーズン成績
●メルセデスランク/45位 ●賞金ランク/47位 ●最高位/21年ヨネックスレディス3位 ●年間トップ10回数/5回 ●平均バーディ数/3.24(20位) ●平均パット数(1R)/29.36(12位)
コンディショニングも重要
狭間世代の菅沼菜々は、2018年のプロテスト合格組。同期は、渋野日向子、稲見萌寧、原英莉花、河本結など、ツアーを牽引する選手ばかりだ。
「昨シーズンはQTランク65位からのスタートだったので、出られる試合が少ないなかでシード権を取れたことは、本当によかったと思っています。後半戦になるにつれ、予選落ちも少なくなり、いい感じかもと思える試合もいくつかありました。前半戦は最終日に崩れると練習量を増やして自分を追い込んでしまい、逆に疲れちゃったところがありました。そこでキャディさんと相談して練習量を減らしてみたら、その試合は全部最終日もよかったんです。だから今年は、自分のコンディションを考えながらペース配分していきたいですね。
目標はメルセデスランクで15位以内に入ること。15位だと優勝しないと難しいと思っているので、まずは1勝。私の武器はパットなので強気で攻めていきます。パットは長い距離でも入りそうだなって思えることがよくあるので、ギャラリーのみなさんにも注目してもらいたいです。
今までずっとQTに出ていたので、全試合に出場できるという保証は、気持ち的にもラクです。今オフはいつも通り、筋力トレーニングを週7で取り組みました。トレーニングは飛距離アップというより、体力アップと体幹強化が目的です。自分の体と相談しながら、最終戦まで走り切りたいです」
昨季はヨネックスレディスと三菱電機レディスで3位を経験し、優勝まであと一歩に迫っている菅沼。武器と語るパッティングに注目だ。
「10mでも入れるが自信あります」
プロテスト合格時に「10mでも入れる自信があります」とコメントした菅沼は、最終プロテストで実際に10mのロングパットを沈めている。今季、得意のパットでバーディラッシュが見られるか
誌面未掲載写真も公開!
週刊ゴルフダイジェスト2022年3月15日号より
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