【小祝さくら ゴルフときどきタン塩】Vol.99 くしゃみもメンタルもコントロール。自信が大事です!
小祝さくら「ゴルフときどきタン塩」
国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも、プロ2年目の2019年以降着実に優勝を重ね、すでにツアー通算10勝以上を誇る実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。
撮影/本人提供 イラスト/オギリマサホ
>>前回のお話はこちら
- 国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも、プロ2年目の2019年以降着実に優勝を重ね、すでにツアー通算10勝以上を誇る実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。 撮影/大澤進二 イラスト/オギリマサホ >>前回のお話はこちら 小祝さくらは試合中、ギャラリーの声をよく聞いている。「ゴルフ……
小祝さくらは、自分でくしゃみの大きさをコントロールできる。以前、この連載で少し触れたが、すごい特技だと言うと、
「生まれ持ったものです。特に練習したこともないですし、気づいたら本当にできるようになっていて。最初は別にこれが普通だと思っていたんです。くしゃみを小さく抑えられるっていうことが。でも、周りの人に言うと『すごいね』と言われて、『これって自分だけができるんだな』ということを知ったんです」
けっして“一発芸”ではない。とても実用的な特技なのだ。
「めっちゃ便利ですよ。学生時代、授業中にすごく重宝しました。授業中、本当にくしゃみがしたいときってあるでしょう。でも、女子だから恥ずかしいじゃないですか。あとはテスト中なんかも思い切りくしゃみしたら迷惑だなと思いますよね。そんなときに使えます。ゴルファーも、人が打つとき、くしゃみはできません。そういうときにもすごく使えます」
やり方を聞くと、
「口を閉じて、お腹で吸い込むみたいな感じです。息を止める感じでちょっとお腹に力を入れるイメージです」
これは、集中力と関係があるのだろうか。
「いや……どうでしょうか。私、練習中の集中力はないほうなので。でも、集中力って、あるときとないときでやっぱり全然違うと思います。ただ、常に集中力を持ってプレーすることは意外と難しいこと。試合中に集中力がないときは、切羽詰まった状態に自分を持っていったりしますね。たとえば、5オーバーからのスタートの気持ちでいったり。そのときはすごく成功しました」
意外にも荒療治なメンタルコントロールである。さらに、自分のメンタルコントロールはどのようにしているのか。たとえば目の前に池や絶対に入れてはいけないバンカーがあるときは?
「私も『OBがあそこにあるな』と思ってしまうとボールがそこに行くこともありますけど、基本ハザードは気にしないですよ。入ってもしょうがないと思えるかどうかです」
でも本当に嫌に感じるときはどういう気持ちで打ったらいい?
「うーん、多分皆さん『あそこに池があるけど何だか嫌だ』と思って打ったら入るってことですよね。それはもう、自分のショットに自信をつけるしかない。とにかくたくさん練習して、いい球をどれだけ多く打てるようになるか、その確率をどれだけ上げられるか。それがまだ足りていないから、池などが気になったときにミスが出て入るだけ。クリーンに打つショットが普通に打てれば、池には入りませんよ」
さすが、ツアー12勝を誇るプロゴルファー、小祝さくら。我々に的確にアドバイスをくれるのである。

ケアベア、今も好きです♥
大きなくしゃみをするときも10回に1回くらいあるというさくら。「大きいほうがスッキリはしますよ」

こいわい・さくら。1998年北海道生まれ。ニトリ所属。8歳でゴルフを始め、17年のプロテストで合格。19年初優勝、20-21年は5勝を挙げ最後まで賞金女王を争う。22年2勝、23年1勝、24年2勝、25年も1勝を挙げ、ツアー通算12勝。「ゴルフシーズン到来ですね。皆さんも楽しんでください!」
週刊ゴルフダイジェスト2026年11月17日号より


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