【読者記者】No.1950 「アプローチでダフることが多いです。どうしたら狙った距離を打てますか?」
読者記者がゆく
読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「アプローチの打点と距離感が安定しない」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/中野ゴルフスタジオ


読者記者No.1950 脇本理沙 さん
●19歳 ●学生 ●ゴルフ歴/1年2カ月 ●ベストスコア/82 ●平均スコア/90 ●155㎝ ●ドライバー飛距離/200ヤード
先生/荒木崇史
83年生まれ、埼玉県出身。高校卒業後5年間、研修生として過ごす。その後、理学療法士となり病院などに勤務するも、ゴルフ熱が再燃し、インストラクターの道へ。「中野ゴルフスタジオ」ヘッドコーチ

脇本さんのお悩み
「アプローチの打点と距離感が安定しない」
アプローチでダフることが多いです。当てることに精いっぱいになってしまうと距離感もうまく出せません。どうしたら狙った距離を打てますか?
フェース面を直接ボールにぶつけようとしている印象を受けるスウィング。これだと入射角が鋭角になりやすく、出球も強くなりやすい
脇本 ダフリが多くて……。
荒木 きちんと「当てよう」とするほど、上からドンッというヘッドの入れ方になって、それでダフりやすいというのはあります。
脇本 もっとソールを使うイメージにしたほうがいいですか?
荒木 まさにその通りで、なおかつソールを3つに分けて使うようにするともっといいです。
脇本 ソールを3つに分ける?
荒木 ソールの幅の中のフェースに近い部分、中央部分、バックフェースに近い部分の3つに分けます。それぞれの部分で地面をこすろうと思ったら、どんな構え、どんな振り方になりますか?
脇本 フェース側の部分だとハンドファースト、バックフェース側だと逆にハンドレイトで、ボール位置も変わります。低い球と、ふわっと高い球みたいに出る球も変わりますね。ダフらないし、打つ距離も簡単に変えられます!
記者 「当たりが安定しないし距離感も悪いです」
コーチ 「ソールのどこが接地するか意識してみよう」

アプローチの意識を「ボールを打つ」から、「ソールで地面をこする」に変換してみる。たとえば、ソールのフェースに近い部分で地面をこすろうとするなら、自然にボールを右に置き、シャフトを目標方向に傾けたアドレスになるはず。アドレスができたら、あとは実際にソールで地面をこするだけでいい
POINT
重力で落とせる位置に上げる

アプローチのテークバックは、クラブの無駄なループを極力抑えたい。クラブの重力落下を少し押すだけで、インパクトに戻る位置に上げるのがいい
使うソールのパートを決めてからアドレス。
自然にアプローチの球質が変わった!


(左)2.ソールの後方部を接地させる (右)3.ソールの中央部を接地させる
ソールのフェースに近い部分で地面を「こする」ほど低い弾道に、バックフェースに近い部分でこするほど高い弾道になる。振り幅が一定でも、使うソールを変えることで、「球質+飛距離」を変えられることがわかる
DRILL 1
1球ごとに距離を変えて打つ


1球ごとに距離を変えて打ち、ぴったりの距離を打てなくても失敗ととらえず、「今のが◯Yの距離感」と、成功体験として脳にインプットしていくといい
DRILL 2
ゴルフボールより軟らかい球を打つ

テニスボールなど、軟らかいボールを使うと「強く打つ」意識が弱まるので、アプローチのソフトなインパクトを習得するのに最適
<取材後記>
クラブが跳ねる感じがゼロでした
「ソールで地面をこする(滑らせる)という感覚は今までなかったので、そこが新鮮でした。クラブが地面に当たって跳ねる感じが一切しなくて、きれいに抜けるのがよかったです。」
月刊ゴルフダイジェスト2026年9月号より


レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
書籍・コミック

























