最新“10K”ドライバーの実力調査<後編>つかまりが良かったのは「OPTM MAX-K」、ミスヒットに一番強いのは、あの人気モデル
週刊ゴルフダイジェスト
曲がらないと巷で評判の10Kドライバーを使用するプロがツアーでは増加傾向にある。ミスヒットに強いという10Kモデルのメリットとデメリットを分析し、後編では実際に最新モデルを試打して性能を明らかにした!
PHOTO / Yasuo Masuda THANKS / クレアゴルフフィールド


解説/堀越良和
豊富な試打経験に裏打ちされた知識と試打技量から大手メーカーのシャフトやヘッドの開発に携わる、“キング・オブ・試打”。クレアゴルフフィールド所属
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- 曲がらないと巷で評判の10Kドライバーを使用するプロがツアーでは増加傾向にある。ミスヒットに強いという10Kモデルを集め、まずはそのメリットとデメリットを分析した。 PHOTO / Yasuo Masuda THANKS / クレアゴルフフィールド 解説/堀越良和 豊富な試打経験に裏打ちされた知識と試打技量から大手メーカーのシャフトやヘッドの開発に携わ……
「『G440 K』の芯を外した時の
球の強さはさすがですね」(堀越プロ)
ここでは、実際に堀越プロに最新10Kドライバーの4モデルを打ってもらった。まずはピンの2モデル。
「『G440 K』はオフセンターヒットの強さが今回打ったモデルのなかでもピカイチでした。意図的に芯を外して打ってみたりもしましたが、左右上下で芯を外しても、どれもボール初速の安定感、単純な飛距離性能、素晴らしい結果でした。打感も打っていて心地良かったです。
『G440 K HL』は打ち出しを高くしたいゴルファーに対してターゲティングされたモデル。直進性と弾道を高くしたいゴルファーにおすすめですね。芯を左右で外した場合の初速、弾道のブレが少なかったです。構えたときのフェース角がフックフェースになっていますが、違和感がない程度なので、安心してアドレスできます」
残りの2モデルはどうだっただろうか。
「コブラの『OPTM MAX-K』は今回打った中で一番つかまりがいいモデルでした。特に10K系統のモデルはヘッドが返らない右へのミスの懸念もありますが、これはしっかりつかまってくれます。試打した4本の中でライ角が一番アップライトになっていることと、いい意味で各MOIが比較的低めなのが、打っていて如実にわかりました。10Kモデルに対して、右へのミスへの懸念がある人におすすめです。
PXGの『ライトニング MAX 10K』は一番初速が出て、分厚いインパクトで打てました。ヘッド重量が10Kモデルの中でも比較的重いほうなので、エネルギー伝達の効率が高いからと言えるでしょう。オフセンターヒットにも強く、方向性のブレも限定的でした。
各モデルを評価しましたが、ミスヒットの強さはどれもハイレベルでした。つかまりに課題があるイメージの10Kドライバーですが、各モデルつかまる工夫がなされている印象を受けました」
ゴルフゾン ウェーブで計測
各5球打った平均値を計測

ピン G440 K


フェースのどこで打ってもほとんど弾道が変わらない
「今回試打した中で、最もミスヒットに強かったです。芯を左右・上下に外してもほとんど弾道は変わらず、思わず『やばい』と思うくらいのところで当たっても、芯でヒットしたときと同じような球が出ました」
ピン G440 K HL


直進性のある高い球を打ちたい人におすすめ
「ハイローンチモデルらしく、打ち出しは最も高かったです。ヘッド重量が多少軽い分、上下のミスヒットは『G440 K』に軍配が上がりますが、球がドロップしたり、ボールの推進力が著しく落ちることはないです」
コブラ OPTM MAX-K


ヘッドが返りやすくてつかまえやすいモデル
「ライ角が一番アップライトになっているので、最もつかまりがよい特徴のモデルです。振り心地も明らかに他より空気抵抗が少ないです。曲げたくないけど右のミスにも懸念がある人はおすすめです」
PXG ライトニングMAX 10K


当たりが最も分厚くて直進性も◎
「出球が最も分厚くて、球が弾き出るような打感や打音は、とても爽快で直進性も高かったです。クラブを置いた時の構えやすさ、据わりの良さも今回試打したモデルの中で一番良かったです」
「10Kのシャフトは先〜中調子のモデルがおすすめです」(堀越プロ)
「今回試打した4モデルはいずれもミスヒットに強く、直進性も高いのですが、やはり左右のズレに関しては少し右に行く傾向がありました。10Kがなかなかつかまらないなという人はシャフトを先〜中調子系のモデルを使うことをおすすめしたいです。10Kのヘッド自体がオートマチックで動きが少ないので、先〜中調子系のシャフトの先端側の動きで、ヘッドターンがしやすくなる効果が期待できます」

※各MOI値はジャイロスポーツ調べ(PXGのみ編集調べ)
週刊ゴルフダイジェスト2026年8月11日号より


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