【読者記者】No.1944 「ザックリを嫌がるとトップも出るのでアプローチを打つのが怖いです」
読者記者がゆく
読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みはアプローチで「ザックリとトップを繰り返してしまう」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Hiroaki Arihara TEXT/Daisei Sugawara THANKS/honobo Golf


読者記者No.1944 落合俊太さん
●53歳 ●会社経営 ●ゴルフ歴/10年 ●ベストスコア/74 ●平均スコア/85 ●182㎝・72㎏ ●ドライバー飛距離/230ヤード
先生/井上靖
71年生まれ、神奈川県出身。本能的で体にやさしいスウィングを追求。「八王子ニューゴルフ」、「honobo Golf」、「飛鳥ゴルフ練習場」、「相模川ゴルフガーデン」でレッスン中

落合さんのお悩み
「ザックリとトップを繰り返してしまう」
30ヤード以内くらいのアプローチでよくザックリが出てしまいます。それを嫌がるとトップも出るのでアプローチを打つのが怖いんです
ダウンスウィングで上体が右に傾き(最下点が右にずれる)、インパクトでは手元よりヘッドが先行する形(すくい打ち)のため、基本的にダフりやすい
落合 「ザックリ」が怖くて、30ヤード以内になるといつもドキドキしてしまいます。
井上 ターゲットラインに対してクラブを斜め(アウト‐イン)に振るとザックリは出にくくなるので、
まずその打ち方を覚えるのが先決です。通常のスタンスのままでアウト‐インに振ろうとすると、ヘッドがすごく外に上がる感じがして気持ち悪いので、アドレス自体を左に向けて構えます。足元、腰、胸、全部が左です。そうすると、あまりアウトに上げる感じにはならないはずです。
落合 ウェッジのソールが地面に当たって滑ってくれるので、確かにザックリはしなさそうです。それ
にフェースにボールが乗る感覚もありますね。
井上 それでも右足の「長さ」が変わるとざっくりしやすいので、右ひざを伸ばしたまま打つドリルもおすすめです。

<問題点>
手元を振り下ろすスペースが狭い
通常スタンスでアウト‐インに振ると、ヘッドを大きく外に上げる違和感が強いのと、フォローで手元を振る空間が狭いのが難点
記者「ヘッドを真っすぐ動かそうとしています」
プロ「カット軌道のほうがダフリに強くなります」

フェースをターゲット方向に向けたまま、振る方向をターゲットより左(アウト‐イン)にすると、ウェッジのバウンスが強調されるので、多少ダフったとしてもうまく抜けてくれる。クラブの通り道の平面をイメージして、平面全体を左に向けてやるといい
右ひざを伸ばしたままボールを打つ。
上下動が減りダフりにくくなった!

「ダフる」という現象は、自分の体と地面との距離が近づいてしまうことで起こるが、その原因のほとんどは右ひざの曲げすぎ(曲げ角の不安定さ)によるもの。右ひざを伸ばしたまま打つと、体と地面との距離を変えずに打つ感覚が身につく
Point
足元、腰、胸を全部左向きにする

足元をオープンにするだけでなく、腰、胸も開いて構えることで、アドレスに対しては通常のスウィングと同じ感覚で打てる
Drill 1
ロブショットで
バウンスを使う練習

バウンスから接地させると刃は刺さらず、ザックリの危険度が極端に減る。ロブショットは、バウンスを使う練習として最適

Drill 2
右足を1歩
引いた状態で打つ

インパクトで体重が右に残ってしまうのもダフリの原因。右足を引き、左足1本で打つ練習をすると、左足体重で打てるようになる
<取材後記>
体がガチガチでした
アプローチも体で打とうとしていて、手やヘッドがスムーズに動いていなかったのがわかりました。ソールをサッと滑らせることで、圧倒的にミスが減るのを実感できました。
月刊ゴルフダイジェスト2026年7月号より


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