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【読者記者】No.1939「持ち球はドロー系なんですが、最近ラウンドで急に逆球が出ます」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「持ち球のドローと反対の球が出る」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Norio Tsuburaoka TEXT/Daisei Sugawara THANKS/Lounge Range 広尾天現寺

読者記者No.1939 鈴木啓介さん

●46歳 ●会社員 ●ゴルフ歴/6年 ●ベストスコア/89 ●平均スコア/95 ●181㎝・78㎏ ●ドライバー飛距離/250ヤード

先生/奥山ゆうし

83年生まれ、埼玉県出身。日本大学ゴルフ部を経て、07年にプロ転向。11年、茨城県オープン優勝。「左足リード」をキーワードに多くのアマチュアを指導。東京都内を中心に複数のスタジオでレッスン中

鈴木さんのお悩み
「持ち球のドローと反対の球が出る」


元々の持ち球はドロー系なんですが最近、ラウンドで急に逆球が出ます。自分では腰を切りすぎているのが原因だと思うのですが……。


切り返し直後の肩の入れ替え動作が大きく(右肩が下がっている)、その際に早めにヘッドが「落ちて」、フェースが開いている

鈴木 よく逆球が出て……。

奥山 力みでクラブが振り遅れています。両手とも3本指でつまむ形で振ると、ヘッドの走らせ方がわかりますよ。

鈴木 確かに。こんなふうに振れれば、しっかりつかまりそう。

奥山 持ち球のドローの精度アップにはインパクトのフェース管理が必要ですが、ドライバーは長くてフェースを感じづらいので、手元がどうなって当たればいいのかを意識するといいですね。

<問題点>
力みでクラブが下りてこなくなる

肩、腕など上半身に無駄な力が入っていると振り遅れになりやすく、フェースは開きやすい。力みが取れると勝手にヘッドは走る

記者「フェースの向きを感じづらいです」
プロ「手元の感覚でスクエアを覚えましょう」

持ち球がドロー系の人のスウィング軌道はイン‐アウト。その軌道よりフェースが開いてしまうと逆球のスライスになるため、インパクトのフェース管理が重要。フェースそのものを意識するより、そのときに手元がどうなっているかを意識するほうが簡単

3本指でクラブをつまんでスウィング
ヘッドの走らせ方がわかってきた!

両手とも、親指、人さし指、中指の3本だけでクラブをつまみ、ハーフスウィングの振り幅でボールを打つ。左右の手の間隔を少し離すとさらに効果的。上体の力みがなくなり、ヘッドの遠心力を使って振る感覚がよくわかる

Drill 1
クラブを持たずに両手で何かを叩く

クラブなしで両手を振り、インパクトでどう当たるとスクエアになるかイメージする。実際のスウィングではその手元の形を再現する

Drill 2 
インパクトから巻き戻して打つ

最初に目指すインパクトの形を作り、そこから巻き戻してスウィングする。インパクトのイメージが明確になり、スウィングの中で再現しやすくなる

<取材後記>
関節の動きがかなり変わった
グリップが力むことで左ひじが曲がりやすくなることがわかりました。3本指でつまんで振ると、ひじが自然に伸びるのでアークも大きくなり、楽にヘッドを走らせられました。

月刊ゴルフダイジェスト2026年5月号より