Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • レッスン
  • 【プロ直伝! ダボを打たないマネジメント】#4 攻め方の前にまずは自分をマネジメント。そのための心と技の訓練法

【プロ直伝! ダボを打たないマネジメント】#4 攻め方の前にまずは自分をマネジメント。そのための心と技の訓練法

アマチュアはプロに比べて圧倒的にマネジメントを考えている人が少ない。その理由として“自分を知らない”“準備をしていない”から、と声を揃えて話すのは多くの女子プロやアマチュアを指導する、辻村明志プロと南秀樹プロ。女子プロに学ぶ絶対に大叩きをしないマネジメント術を大公開!

PHOTO/Hiroaki Arihara、Takanori Miki、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki TEXT/Taisei Sugawara THANKS/鎌ヶ谷CC、高松グランドCC

南秀樹 みなみ・ひでき。1974年生まれ香川県出身。昨年の富士通レディースでは木村彩子のツアー2勝目をサポート。プロだけでなく、アマチュアのレッスンを中心に活動している

木村彩子 きむら・あやこ。1995年生まれ大阪府出身。22年に「アース・モンダミンカップ」でツアー初優勝を挙げ、昨年は3年ぶりとなるツアー2勝目を手にした。メルセデス・ランキング16位

【心を鍛える】いいリズムはいいプレーにつながる

 ダボを打たないマネジメントはコースだけでなく、自分自身に対しても言えることだ。木村彩子は自分を上手にマネジメントしている。

「ラウンド中はスウィングのことなどは考えないようにしていて、いかにいいリズムでプレーができるかを大事にしています。ここが整えばミスが格段に減ってくるはずです。アマチュアのみなさんを見ていて感じるのは、ショット前のルーティンがバラバラになっていること。毎回同じリズムと同じ動きで入ることで、同じアドレスができるようになるし、結果、スウィングのテンポも安定してきます」


待ちのタイミング

体を動かしてストレッチ

「前の組が詰まって待ちが発生した時は、次のショットで体をスムーズに動かすために軽く体を動かします。その時に、スウィングの形などは考えないようにしましょう」

打つ前

ルーティンは毎回しっかり行う

「打つ前のルーティンはいいリズムでラウンドするうえで必須。どんなことでもいい、とにかく“同じ”ルーティンをするのが大事です」

スウィング中

トップで1拍待って下ろす

「スウィング軌道などは考えませんが、唯一リズムを整えるために意識しているのがトップで少し止まる意識を持つこと。焦ってテンポが速くなるのを防ぎます」

打った後

ミスしても素振りはしない!

「ショットをミスした後何度も素振りをする人が多いですが、それは悪いイメージを繰り返すだけ。次どうするかを考えることが先決です」

【技を鍛える】真っすぐ飛ばせるフェースの使い方

真っすぐ飛ばせるフェースの使い方がわかっていれば、マネジメントもしやすくなると南プロは言う。

「どうすれば真っすぐ飛ぶかを知ることが大事です。単純に、インパクトでフェース面がスクエアに動けば真っすぐ飛びますよね。そこでやってほしいのは、ドライバーの大股打ち。広いスタンスで打つことで、腰やひざの高さがキープできるようになり、入射角がゆるやかになります。結果的にインパクトでスクエアフェースになり、真っすぐボールが飛んでいきます」

Drill 1 
ドライバー大股打ち

いつものスタンスより靴2足分程度大きく開き、インパクトを真っすぐ動かす意識で打つ。振り幅は肩から肩の大きさで。低く真っすぐ飛ぶ球が出ればうまく当てられている証拠

メリット 1

フェース面を意識しやすい

インパクトでフェースをスクエアに動かしやすいので、フェース面を意識したスウィングができる。続けることで、真っすぐ飛ばせるフェース面の向きがわかってくる

メリット 2

下半身がブレない

大股にすると下半身が安定するのでひざの高さが変わりにくくなる。上下の動きが抑えられるので、インパクトゾーンが長くなる

Drill 2
ハイティーアップ打ち

インパクトゾーンを真っすぐにさせるもうひとつの練習。「これはレベルでとらえるための練習法。前回(#3)でお話しした短いパー3ではティーアップしない、という話とは違う理由で行っています」

月刊ゴルフダイジェスト2026年4月号より