【プロ直伝! ダボを打たないマネジメント】#2 コースでは“攻めと守り”の「2人の自分」と会話して冷静に判断
月刊ゴルフダイジェスト
アマチュアはプロに比べて圧倒的にマネジメントを考えている人が少ない。その理由として“自分を知らない”“準備をしていない”から、と声を揃えて話すのは多くの女子プロやアマチュアを指導する、辻村明志プロと南秀樹プロ。女子プロに学ぶ絶対に大叩きをしないマネジメント術を大公開!
PHOTO/Hiroaki Arihara、Takanori Miki、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki TEXT/Taisei Sugawara THANKS/鎌ヶ谷CC、高松グランドCC


辻村明志 つじむら・はるゆき。1975年生まれ福岡県出身。チーム辻村として上田桃子をはじめ数多くの女子プロをサポートし優勝へと導く。今年も2人のアマチュアのプロテスト合格をサポート
藤本愛菜 ふじもと・あいな。2007年生まれ福岡県出身。10歳でゴルフを始めわずか2年で九州中学校ゴルフ選手権を制す。昨年のプロテストを2位で通過し、新人戦も制した期待の若手
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- 事前準備の重要性を学んだ次は実戦編。ここからは多くのアマチュアを指導する南秀樹プロと、その弟子の木村彩子プロにコース内で取り組める方法について教えてもらった! PHOTO/Hiroaki Arihara、Takanori Miki、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki TEXT/Taisei Sugawara THANKS/鎌ヶ谷CC、高松グランドCC ……
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慎重になるホールを
事前に決めておく
コースのサイトを開けば、今は簡単にコース図が手に入る。事前にどんなホールがあるのか見ておくだけで、「ラウンド中に気持ちの余裕が生まれて攻め方も変わってきます」と辻村プロは言う。といっても、全ホールの情報を収集する必要はない。
「最低限、難しい(難しそうな)ホールをチェックして『このホールは気をつけよう』と思っておくだけでもいい。コース幅が狭い、池やバンカーが多いなど、難しさの基準は人それぞれなので、自分なりの目線でチェックするといいです」(辻村)

狭い! 池がある! この2つは要注意
池やペナルティの有無は当然だが、コース幅が狭そうなホールは必ずチェックしたい。ティーショットがばらつく人にとっては、狭さが最大の敵となる
チェックができているとラウンド中に焦らない!

むちゃをしなくなる
ゴルファーは攻めるマインドが強いので、事前準備なくその場に立つと、危険を承知で狙ってしまいがち。無謀な挑戦を抑制できるのが事前準備の利点

迷いがなくなる
ティーショットでどこを狙うかとか、パー3なら使う番手まである程度決めておける。クラブ選択に迷わなくなると、スウィングの迷いも減らせる

ボギーでも落ち着ける
難しいとわかっているホールでボギーを打っても、メンタルのダメージは少ない。落ち着いてプレーを続けられて、次のホールで焦らなくなる
攻めと守りの気持ちを
自分の中に共存させる
いくら事前に準備しても、目の前の状況に戦略が揺れることがある。そういうときは、藤本プロのやり方が参考になるはずだ。
「『天使と悪魔』じゃないですけど、鼻息荒く『狙うぞ』という自分と、それに対して『待ちなさい』という自分がいて、迷ったときは2人が会話してどう攻めるか決めるんです」と話す。あたかも、自分1人の意見ではないかのように感じられるほど、リアルに会話することが重要。藤本プロは、会話の内容が思わず声に出ていることすらあるという。
「難しい状況なら『ボギーでいいよね』とか、結果オーライだったら『ラッキーじゃん』みたいに声に出すと、本当の会話みたいで楽しいし、私の場合はそのほうが気楽(プレッシャーフリー)です」

自分だけの意見じゃなくなるので(頭の中に2人の自分がいるから)、冷静な判断とプレーができる。自然とプレーのリズムも良くなっていく
1人じゃなく、誰かと話してプレーをしている感覚になるので楽しく回れる。「おしゃべりなので、1人で話しながら楽しくラウンドしていることが多いです」(藤本)

1番手上げて
その下の距離を打とう
事前の準備ができればダボの可能性を低くすることができると話してくれた辻村プロ。そのうえで、このドリルをすればさらにスコアアップにつながるというのが、8割スウィングのライン出し練習。
「プロも試合中によく使う振り幅8割のライン出しドリルがおすすめです。ボールを芯でとらえる能力が上がりますし、ピンポイントにボールに当てる意識も高まります。プロでも風が強い日や調子が悪いときにリズムを整えるために行います。実戦で使える練習なのでぜひ取り組んでください」
振り幅8割スウィング

8番で150Yなら、7番で150Yを打つイメージで低く真っすぐ飛んでいく球を打つ。振り幅だけでなく力感も8割にして、安定感あるショットを身に付ける
Point 1
打点位置を明確にする
「アマチュアの方は打点への意識が低い。スコアラインの下から2本目に当てるという気持ちで打つと芯でしっ
かりとらえやすいです」(藤本)

Point 2
指3本分短く持つ

「飛距離を求めるショットではないので、グリップも短く握ります。指3本分くらい短く握って余裕を持ったスウィングを心掛けています」
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月刊ゴルフダイジェスト2026年4月号より


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