Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • ギア
  • 【アイアン下手の救世主!?】<前編>「ワンレングスなら全番手のスウィングが統一できます」

【アイアン下手の救世主!?】<前編>「ワンレングスなら全番手のスウィングが統一できます」

ウッドは打てるのに、アイアンは苦手という人にオススメなのが、「ワンレングスアイアン」と「短尺アイアン」。まずはワンレングスアイアンの効用について、堀越良和プロに試打&解説してもらった。

PHOTO/ Yasuo Masuda THANKS /クレアゴルフフィールド

解説/堀越良和

ほりこし・よしかず。豊富な試打経験に裏打ちされた知識と試打技量から大手メーカーのシャフトやヘッドの開発に携わる、“キング・オブ・試打”。クレアゴルフフィールド所属

>>後編はこちら

すべての番手で
スウィングを統一できる

アイアンが苦手なゴルファーに向けて、今回2つの選択肢を提案したい。まずは、ワンレングスアイアンという選択肢だ。堀越良和プロによると

「アイアンが苦手な人のなかには、各番手の長さが違うことで、それぞれの長さにうまく順応できず、スウィングが崩れてしまい、苦手意識につながっている人も多いでしょう。そんな人にはワンレングスアイアンはおすすめです」

具体的にはどのような点がいいのか。

「ワンレングスは長さが同じなので、全番手同じスウィングでショットができます。通常のアイアンセットの場合、長さが違うことで番手によって体とボールの距離や頭の位置、前傾角度が変わります。しかし、ワンレングスは6IもPWも前傾度合いは一緒。同じ感覚で打てるのは、アイアンが苦手な人の助け舟になる可能性大です。加えてワンレングスの場合、ライ角とクラブ重量が統一されている点も見逃せません」

実際に、7Iの長さに揃えられたワンレングスアイアンを打ってもらった。

「個人的に興味深かったのが、一般的なアイアンより長くなる8IからPWがどうなるのか。アドレスの時点で、8Iは違和感がありませんでしたが、PWは普段より2インチ長いので、違和感がなかったといえば嘘になります。しかし、実際に打ってみると、普段のPWのキャリーとほとんど変わりませんでした。当初、PWが飛び過ぎてしまう予想でしたが、キャリーは変わらずに弾道が高くなりました。長くなることで、クラブの入射角が緩やかになり、打ち出しが高くなった影響が大きいです」

「最高到達地点が5ヤード、落下角で3度の差がありました。短い番手で高さが不足している方にもおすすめですね。6Iは長さが短くなることで振り抜きやすくなり、ミートがしやすかったです。アイアンの全番手で同じアドレスでショットができるメリットを、実際に打つことで再認識しました」

今回試打したのは…
広田ゴルフ「生鉄フォージド ワンレングス」

国産アイアンヘッド発祥の地として知られる兵庫県市川町で作られているハンドメイドアイアンのワンレングスモデル。「打感が秀逸」と堀越プロも太鼓判を押す

通常のアイアンセット

前傾姿勢が変わる

6IとPW で2インチ(およそ5センチ)の長さの違いがあるので、体とボールの位置や前傾角度が自然と変わってくる

ワンレングスアイアン

前傾姿勢が変わらない

6IもPWも長さとライ角、重量が同じなため、アドレスもまったく同じで良い。スウィングの再現性の高まることでミスを減らすことができる

ワンレングスといえばデシャンボー

ブライソン・デシャンボーはアマチュア時代にコーチの助言で37.5インチの長さに統一。ワンレングスで2度の全米OPをはじめ、数々の栄冠を手にしてきた

>>後編はこちら

週刊ゴルフダイジェスト2026年2月3日号より