【藤田寛之の米シニア挑戦記】Vol.28「ぺブルビーチはやはり難しかったです」
藤田寛之「フリスコより魂を込めて」
2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート!
PHOTO/BKコーポレーション

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- 2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート! PHOTO/BKコーポレーション >>前回のお話はこちら PGAツアーチャンピオンズ21戦目は、サウスダコタで行われた「サンフォードインターナショナル」です。ここ数試合、アンダーで回れていましたが、結果……
PGAツアーチャンピオンズ22戦目は、カリフォルニア州のぺブルビーチGLで行われた「ピュアインシュランス選手権」です。今回の試合はプロアマ形式でアマチュア2名、ジュニア1名と回りましたが、予選カットがあり、最終日には進めませんでした。
初日は、ぺブルビーチリゾート内に4つあるコースのひとつスパイグラスヒルGCを回りました。初日はショットを修正しながら、なんとか踏ん張り1アンダー(32位タイ)。
そして2日目がぺブルビーチGLです。ショットが悪く、こらえながら1オーバーでハーフターンしましたが、後半に大きなミスがあってスコアを落としてしまい、通算4オーバーに。余裕があった順位でしたが1打足りず、残念ながら予選落ちでした。
ぺブルビーチは2010年の全米オープンで回っていますが、小さいグリーン、傾斜の強いフェアウェイ、粘り気のあるラフなど、決められた場所にボールを運べないと罠にハマり、すぐボギーになります。難しいコースでしたね。ただ前回入れなかったクラブハウスに入れたのはよかったです。
練習日にペブルビーチ近郊にあるサイプレスポイントCにも行ってきました。その目的はS・シェフラーが使っているグリーンフォークが欲しかったからです。サイプレスポイントはオーガスタナショナルに並ぶ、超名門コースです。当然、メンバー以外は入れませんから駐車場ですぐ断られました。杉浦マネジャーがショップスタッフに頼んでくれて、なんとか入ることができました。そこでグリーンフォーク、ボクの定番土産のTシャツ、それとサポートしてもらっている方々へのお土産を買いました。クラブハウスにも入れてもらえて、雰囲気は最高でした。
この予選落ちでポイントランクは62位に落ちましたが、結果はわかりません。ボクはできることをやるだけです。

サイプレスポイントCで買ったグリーンフォーク
9/19~21
ピュアインシュランス選手権
ぺブルビーチGL(カリフォルニア州)
ぺブルビーチGLは、距離はそれほど長くないですが、コース全体が海に向かって傾斜しています。多くのホールが海に面していて、海越えもあるし、砂浜のハザードもあって難度が高かったです


藤田寛之
1969年生まれ、福岡県出身。葛城GC所属。レギュラーツアーで23年間シード選手として活躍。ツアー通算18勝を挙げ、2012年に賞金王を獲得。2023年日本シニアオープン制覇。今季はPGAツアーチャンピオンズにシード選手としてフル参戦中
週刊ゴルフダイジェスト2025年10月14日号より


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