【幸服論】Vol.70 マックス・ホーマに学ぶ「ピンク」の着こなし方
スタイリストの森岡弘さんがゴルフの着こなしについて語る「幸服論」。今回は、マスターズでの活躍が印象的だったマックス・ホーマの着こなしを分析してみた。
●今月のテーマ●
「ピンク」の着こなし方
落ち着いた色味を選ぶのが正解
――今月はマスターズでの活躍が印象的だったマックス・ホーマをピックアップします。彼の今季のプレーをチェックするとピンクのポロシャツを着ている日が多い印象で……。
森岡 ピンク系のトップスはPGAツアーでもチラホラ見かけますね。ビジネススーツにピンクのシャツを着て紺のクレストタイを締める人もいるように、男性でもピンク系の着用率は増えているように思います。
――森岡さんはピンクのトップスはどう思いますか?
森岡 爽やかで好印象に見えますよね。ただビビッドな色を選ぶと一気に女性的になりますので淡いトーンや墨を一滴垂らしたような落ち着いた色がオススメです。そうするとネイビーやグレーといった男の定番色とも好相性だと思います。
――なるほど。僕も今季初めてトライしてみようと思います。
無地ピンクのポロシャツコーデ
「ビビッドな色味ではなく、淡色や墨を一滴垂らしたスモーキーなピンクを選ぶと落ち着きます」(森岡)
グレー&白を合わせると品良くスポーティ
ホーマのように、グレーのメッシュベルトで軽快感を与えると夏っぽさが出る。ポロシャツ1万2100円、パンツ1万9800円、キャップ4950円、ベルト8250円、グローブ5280円、シューズ・オープン価格/すべてトラヴィスマシュー
J.LINDEBERG
台エリ付きで品の良い淡色ピンク
ペールトーンの淡いピンクが特徴的なポロ。メッシュ素材で通気性が高い。2万3100円/ジェイリンドバーグ
Titleist
ボタンダウンが首元のアクセント
テロッとした生地感で肌触りのいい一枚。吸汗速乾に優れ夏場に重宝しそう。1万3200円/タイトリスト
柄入りピンクのポロシャツコーデ
「より印象的に仕上げるなら柄入りのピンクもあり。台エリ付きだと品良くキマります」(森岡)
ネイビーパンツと合わせれば一気に落ち着く
パンツを紺色で締めればスポーティな雰囲気。ベルトやキャップなど小物を白にしてアクセント足し。ポロシャツ9350円、パンツ1万450円、キャップ4400円、ベルト8800円、グローブ2970円、シューズ2万6400円/すべてフットジョイ
FIDRA
青みを加えればより印象的な雰囲気
極薄の生地を使うことで軽い着心地。汗をかいても乾きやすい機能素材を使っている。1万3200円/フィドラ
Callaway
清潔感のある爽やか系フラワー柄
適度なハリ感があってシワになりにくいのが魅力。1万9250円/キャロウェイ レッド レーベル
<問い合わせ先>キャロウェイ レッド レーベル、トラヴィスマシュー(キャロウェイゴルフお客様ダイヤル 0120-300-147)フィドラ(FDRカスタマーサービス 0120-000-813) タイトリスト、フットジョイ(アクシネットジャパンインク 0120-935-325) ジェイリンドバーグ(グリップインターナショナル 03-6408-8686)
解説/森岡 弘(スタイリスト)
ファッション誌の編集からスタイリストに転身。芸能人やアスリートなどの多くの衣装を手がける
月刊ゴルフダイジェスト2024年7月号より