23年キャリアハイの幡地隆寛、飛躍の秘密は石川遼とキャメロン・チャンプ!?
2023年は初のJTカップ出場も果たし、飛躍の年となった幡地隆寛。その活躍を支えたのが、石川遼とキャメロン・チャンプの研究だという。果たして2人からどんなことを学んだのか。
PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Getty Images
キャメロン・チャンプを見て
スウィング改造を決意
23年シーズン、キャリアハイの成績を挙げた幡地隆寛。その理由は3年間かけたスウィングの研究にあると本人は言う。
「僕は元々いろんな選手のスウィング動画を見るのが好きなんですが、3年前にキャメロン・チャンプのスウィングを見たときにこの捻転差を作れたらもっと楽に飛ばせるんじゃないかなと思って、チャンプを研究してスウィング改造を行ったんです。やっとその成果が23年シーズンに出てくれたおかげで、賞金ランク18位まで来られたんだと思います」
研究を欠かさない幡地。取材時にスウィングの連続写真を撮ると、すぐさまスウィングをチェックしていた
キャメロン・チャンプに学んだ「捻転」
安定感を求め、捻転差をあまり作らないようにしていた幡地。捻転差を作ることで、それまで以上にヘッドスピードが上がり、飛距離が出るようになった
石川遼に学んだ「ピッチ&ラン」
花道からのアプローチが苦手だった幡地。軸がブレず、クラブが体の正面から離れない石川のアプローチを研究し、精度が上がった
月刊ゴルフダイジェスト2024年3月号より