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【ギア選びのウソホント】Vol.169 ニューモデルぞくぞく! 20年前の 「983K」を思い出します

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

https://my-golfdigest.jp/gear/p138949/
前回のお話はこちら

USPGAツアーも新しいシーズンが始まりました。開幕戦の「ザ・セントリー」で注目されたのは、各メーカーが行っている“シーディング”。プレーヤーへ新モデルを試してもらう文字通りの“種まき”です。キャロウェイは『パラダイム Ai スモーク』シリーズが登場。複数のヘッドタイプがありますが、どの選手がどのモデルを使うのか、など話題になっています。欧州ツアーの最終戦でお目見えしましたが、テーラーメイドは『Qi10』シリーズを投入。R・マキロイをはじめ、契約選手が使用感などをコメントしています。また、タイトリストのボーケイウェッジも、何人もの選手がニューモデルのテストを始めたそうです。

思い出すのが、E・エルスがタイトリストのニュードライバー『983K』を使用して31アンダーでぶっちぎり優勝した03年の開幕戦「メルセデス選手権」。いまのようにSNSなどで情報を得られるわけではないので、『983K』はどんなモデルなのか、いつ手に入るのかなどワクワクしたものでした。今年の開幕戦優勝のC・カークはニューモデルではなかったですが、これから選手たちはどんなモデルで、どんな活躍を見せるのか。今年のニューモデルも楽しみですね。

堀越良和

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2024年1月30日号より