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【練習場経営者のアプローチ練】#3「キャリー2Yアプローチ」で“手打ち”を撃退!

練習場を経営しているプロやトップアマが、楽しみながら上達できるアプローチ練習の工夫を伝授。最後に話を聞いたのは、茨城県で東野ジャンボゴルフレンジを営むトップアマの矢吹龍一さん。

TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara THANKS/日進ゴルフエトワス、竜泉寺ゴルフ場、東野ジャンボゴルフレンジ
※アマチュアのみなさんにはボランティアとしてご協力いただきました

東野ジャンボゴルフレンジ

東野ジャンボゴルフレンジ(茨城)
矢吹龍一さん(51歳・HC1.1)

やぶきりゅういち。茨城県を代表するトップアマとして多くの競技で成績を残している。一番練習するのはアプローチなどのショートゲーム

  • 練習場の経営者は、常日頃から多くのゴルファーの練習を見ているが、みな口を揃えて「アプローチの練習が少ない」と言う。しかしアプローチの練習は単調でつまらなく感じてしまうもの。そこで今回は、練習場を経営する3人のプロ&トップアマに、アプローチを楽しみながら上達できる練習の工夫を教えてもらった。 TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroak……

  • 練習場を経営しているプロやトップアマが、楽しみながら上達できるアプローチ練習の工夫を伝授。まずは愛知県で日進ゴルフエトワスを営む早川佳智プロに話を聞いた。 TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara THANKS/日進ゴルフエトワス、竜泉寺ゴルフ場、東野ジャンボゴルフレンジ※アマチュアのみなさんにはボランティアとしてご協力……

  • 練習場を経営しているプロやトップアマが、楽しみながら上達できるアプローチ練習の工夫を伝授。続いて話を聞いたのは、愛知県で竜泉寺ゴルフ場を営むトップアマの河北寿斗さん。 TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara THANKS/日進ゴルフエトワス、竜泉寺ゴルフ場、東野ジャンボゴルフレンジ※アマチュアのみなさんにはボランティア……

キャリー2Yアプローチで
手打ちを解消

茨城を代表するトップアマ矢吹さんは、体の回転で打てているか判断するには、短い距離の練習をするのがいいと話す。

「手を使ったり、ゆるんだりしたらうまくボールに当たりません。2ヤード打ちでチャックリやトップをしてしまう人は、体で打てていないということ。そういう人は、深呼吸をしながら打ってみるといいですよ。リズムが一定になりスウィングテンポがそろってきます。あと、腕を真下に下ろし脱力して構えるのもポイントです。手は何もせず、体についてくるイメージで打ちましょう」

前出の早川プロ、河北さんと同様の練習も行うという矢吹さん。「ターゲットを変えずに打ち続ける方が多いですが、最低でも5球までにしましょう。あとトップが大きくなりすぎる人も多いので、一度止まって確認するのも効果的です」


ゴルフ場 アプローチレッスン

ボールだけを拾えると、手先や体の反動を使わずに打てているということ。余計なことをしなくなるので、自然とヘッドが、同じ場所に戻ってくるようになる

アプローチ練習 ゴルフ

Point 1
吸いながら上げ、吐きながら打つ

アプローチ練習 呼吸

吸いながらテークバック、吐きながらフォローまで。呼吸と振りをそろえることでリズムが一定になり、パンチが入らなくなる。短い距離こそ、焦らずにゆっくり打つことを心がけたい

Point 2
腕はストンと下ろして構える

アプローチ 脱力

脱力した状態でクラブを持つ。脱力していないとスウィング中も力む原因になり、手先を使いやすくなる。ヘッドの重さをできるだけ感じてスウィングしたい