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【なんでもランキング】Vol.92 飛距離トップは河本、ではティーショットが最も“上手い”のは? 国内男子「トータルドライビング」トップ10

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第92回は、2023年国内男子ツアーの「トータルドライビング」トップ10をご紹介!

フジサンケイクラシックで通算6勝目を挙げた金谷(PHOTO/Tadashi Anezaki)

先日のフジサンケイクラシックで、ただひとり4日間アンダーパーで回り今季2勝目を挙げ、賞金ランクトップに躍り出た金谷拓実。フジサンケイクラシック終了時で平均ストローク1位、平均パット2位、パーキープ率1位、バーディ率1位と、スタッツでも今シーズンの強さを示しているが、トータルドライビングでも目下トップに立っている。

トータルドライビングとはドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率のランクをポイント換算して算出される数値。どちらか一方だけがよくても上位にはなれず、どれだけ正確に、かつ遠くにティーショットを運べたかが反映される。いわば「ティーショットの上手さ」の指標となるランキングだ。

ドライビングディスタンストップの河本力は325.06ヤードで、2位の杉原大河(314.96ヤード)に10ヤード以上差をつけているが、フェアウェイキープ率は50.345%で94位、トータルドライビングでは30位タイにとどまっている。金谷のドライビングディスタンスは296.41ヤードで31位だが、フェアウェイキープ率が64.928%の7位でトータルドライビングトップ。賞金ランク2位の中島啓太が2位、賞金ランク3位の蟬川泰果が7位、賞金ランク6位の岩田寛が6位と、トータルドライビング上位の選手は賞金ランクでも上位に入っている。

<2023国内男子ツアー トータルドライビング トップ10>(フジサンケイクラシック終了時)

※カッコ内はドライビングディスタンス・フェアウェイキープ率

週刊ゴルフダイジェスト2023年9月26日号より