【パット】女子プロの練習グリーンに大接近! ヘッドの動き、出球の管理、集中力。三ヶ島、葭葉、小祝、アン・ソンジュ…
全英女子オープンを制した渋野日向子プロが行っている、ティを50センチおきに9カ所差して順番にカップインさせるパット練習が注目を集めている。しかし、パット練習に工夫を凝らすのは渋野プロだけではない。それぞれの課題にそれぞれの方法で取り組む、女子プロの練習風景を取材した。
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小祝さくら
ボール後ろにティペグ。レベルブロー練習
ボールの手前にティを差し、ティに当たらないように打つ練習。「調子が悪くなると少し上から入ってしまうのですが、ティを差すことでレベルに打つ意識を強く持つことができます」
葭葉ルミ
10円玉2枚重ね素振り。上の10円玉だけをヒット
葭葉流の軌道を安定させる練習法。10円玉を2枚重ね、上だけが動くように振る。「自分の一番いいときのストロークだと、1枚だけ取れるんです。この感覚を身につけるために行っています」
三ヶ島かな
1メートル先にティ差して、真っすぐ跳ね返らせる
1メートル先のティに真っすぐ当てる練習。少しでも方向がズレると真っすぐ跳ね返ってこない。真っすぐ打つための練習。
篠原まりあ
出球矯正練習
練習器具を使用し、出球を管理。パターの幅にティを挿し、ストロークを安定させている。真っすぐストロークできていれば出球も真っすぐになる。
ぺ・ヒギョン
真っすぐストローク練習
テークバックからインパクトに意識を集中させる。3本のティはテークバックの目安。「1メートルのストロークを安定させることで、パット全体のストロークも向上します」
アン・ソンジュ
軌道チェック練習
軌道が描かれたマットを使う。線をなぞるように動かすと理想のストロークができる。短い距離で何度も確認している。
プロにとってパッティングは出球が命。短い距離で何度も確認しているのが印象的です。
週刊GD2019年10月1日号より
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