【なんでもランキング】Vol.64 1位は石川遼が優勝したあの大会!「2022年国内男子ツアーギャラリー数」トップ10
ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第64回は、2022年国内男子ツアーのギャラリー数トップ10をご紹介!
今週開催のPGAツアー「WMフェニックスオープン」は松山英樹が16年、17年と連覇している大会で、米ツアー随一の観客数を誇る。18年には1週間で71万9179人が観戦し、土曜日だけで21万6818人のギャラリーを集めた。19年からは観客数を公表しなくなっているが、今年はどれだけ人が入るのか?
では、昨シーズンの国内男子ツアーで最もギャラリーを集めた大会はというと、昨年で50周年を迎えた11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」(太平洋C御殿場C/静岡県)。記念大会ということでツアー史上初となる全日入場料無料、そして石川遼がプレーオフを制し10年ぶりの大会3勝目という劇的な結末となったこの試合には、4日間で2万6702人が足を運んだ。
2位は「Sansan KBCオーガスタ」(芥屋GC/福岡県)で1万3187人。“夏フェス”をコンセプトに掲げ、スタートホールでは各選手の登場曲が流れ、人気アイドルグループのスペシャルライブや選手によるアプローチコンテストなど、イベントが数多く用意され、家族で楽しめると多くのギャラリーを集めた。
3位は僅差で日本オープンを上回った「バンテリン東海クラシック」(三好CC西C/愛知県)。4位の「日本オープン」(三甲GCジャパンC/兵庫県)までが、4日間のギャラリー数が1万人を超えた。人気低迷が叫ばれて久しい国内男子ツアーだが、若手スター候補が続々と現れており、今年は要注目だ。
<2022年国内男子ツアーギャラリー数(4日間)>
週刊ゴルフダイジェスト2023年2月21日号より
- <三井住友VISA太平洋マスターズ/太平洋C御殿場C(静岡)/7262Y・パー70/11月10日〜13日>PHOTO/Tadashi Anezaki 第50回の記念大会、「入場無料」で観客を迎え入れた三井住友VISA太平洋マスターズ。今季最大のギャラリーのなか、「ドラマが生まれる」舞台で最後にセンターに立ったのは石川遼。大混戦を制して2年11カ月ぶり18勝目を飾った。 ……
- いまひとつ活気に欠ける日本男子ツアー。かつての隆盛を取り戻す起爆剤になるか? と期待されるプロジェクトとは――。 今年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」での観戦は全日入場無料と先日、発表された。舞台である太平洋クラブ御殿場Cを訪れた人は、誰でも全員が無料で観戦できるという内容。また、これには指定練習日も入っていて、本戦での真剣勝負とは違うプロの素顔も見られるはずだ。同コースは「全米オー……