【塩見好輝】飛ばし系と操作系、2本の4番アイアンで、200㍎超のピンを狙います!
日本オープンでは、あと少しで優勝というところでビッグタイトルを逃してしまった塩見好輝。2020年に向けて立て直しを図る塩見プロのクラブセッティングを聞いた。
悔しい負けを糧に、ゴルフを見つめ直す
メジャータイトルを逃したショックは大きかった。同時に存在感もアピールできた。今は前向きに歩き出している。そのクラブ選びのこだわりは、アイアンとウェッジにあるという。
「日本オープンのときは、ウェッジで打ったショットが結果的にバンカーにつかまりましたが、昔か
らウェッジは好きです。ドライバーで飛ばしてゴルフを組み立てるよりも、アイアンやウェッジでスコアを作るタイプです」
3本のウェッジ、テーラーメイドとボーケイ
アイアンもやさしいモデルへと変更している。
「体が強くなって、飛距離と高さが楽に出るようになったぶん、セカンドショットで頑張らなくてもよくなったんです。それは大きいことですね」
アイアンはP790の4IとP770の4I~9I、コンボセット
ロフト違いの4番アイアンを2本入れて距離を打ち分ける。ウッド型のユーティリティではなく、飛び系のアイアンをユーティリティ代わりに入れているわけだ。
クラブの進化に伴った、セッティングはアマチュアも参考になりそうだ。
どんな場面でも安心して振り切れるテーラーメイド「M6」
球が強い3Wと高さが出る7W
ずっしりとした打感でボールを押せる
キャメロンパター「テリリウム」プロト
ボールはタイトリスト「プロV1x」
PHOTO/Shinji Osawa
週刊GD2019年12月3日号より