【本当にあったルールの話】Vol.36 キャディが誤ってグリーン上のボールマーカーを拾い上げた。こんなときどうする?
本当にあったルールの話
JLPGAの競技委員を務める中﨑典子さんと阿蘇紀子さんが、競技中に実際にあったルールの事例をご紹介!
ILLUST/Masaya Yasugahira


中﨑典子
なかざきのりこ。ツアープロからJLPGA競技委員に転向し活躍中

阿蘇紀子
あそのりこ。JLPGAの競技委員で米メジャーなどの経験もある
JLPGAプロテスト1次の2ラウンド目。2番グリーンでロングパットのラインを読むときに、プレーヤーはボールマーカーとして使用していた押しマークが見えづらかったため、少し地面から浮かせて置いていました。すると、共用のキャディが落とし物だと思い、そのプレーヤーの押しマークを誤って拾い上げてしまいました。
Q.キャディが誤ってグリーン上のボールマーカーを拾い上げた こんなときどうする?
A.拾い上げられた場合は1罰打で元の箇所に置く
パッティンググリーン上でプレーヤーやそのキャディが球をリプレースする前にボールマーカーが拾い上げられたり、球をマークせずに拾い上げられた場合は、プレーヤーは1罰打を受けます(規則9.7、規則14.1)。
2019年以降、パッティンググリーン上でボールマーカーや球を偶然に動かした場合、例えば、パッティンググリーン上のボールマーカーや球を誤って蹴飛ばしてしまっても罰なしで、そのボールマーカーを元の箇所に置いたり球をリプレースしなければなりません(規則13.1d)。しかし、球やボールマーカーを拾い上げる行為は偶然に動かしたとみなされず、1打罰は免れません。
※この記事は、2023年1月1日から施行されたゴルフ規則に基づいた内容です
月刊ゴルフダイジェスト2026年10月号より


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