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【なんでもランキング】Vol.52 グレートアイランドで最初に勝利を収めたのは?「1994年伊藤園レディス順位」

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、現在のグレートアイランド倶楽部で初開催された第10回伊藤園レディスの試合結果をご紹介!

PHOTO/Shinji Osawa

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今週、千葉県のグレートアイランド倶楽部で開催される第38回伊藤園レディス。昨年は稲見萌寧が2日目にツアー記録となる13バーディをマークし、2位に9打差をつける圧勝で20-21シーズン9勝目、宮里藍に次ぐ史上2番目の若さでツアー通算10勝目を挙げた。この大会は1985年にスタートし、当初は静岡県のリバー富士CCで8月に行われていたが、93年にグレートアイランド倶楽部が開場すると、翌94年の第10回大会から会場を移して毎年11月に開催されるようになった。

新たな舞台での記念すべき最初の年は、ローラ・デービースが初日にいきなり64をマークし飛び出すと、2日目も66と2位に5打差をつけ独走態勢。最終日こそ71と伸び悩むが貯金を生かして1打差で逃げ切り、88年イトーキクラシック以来となる日本2勝目を挙げた。そして、この年から3年連続、伊藤園レディスを制し、同一大会3連覇の大記録を打ち立てる。この記録はアニカ・ソレンスタムが2001年~05年までミズノクラシックを5連覇したことで破られたが、同一大会3連覇以上を達成しているのは、2人のほかに14年~16年のニチレイレディスを制した申ジエのみ。先月の富士通レディースを連覇した古江彩佳が、もし来年も勝てば史上4人目の記録となる。

<1994年伊藤園レディス・試合結果>

週刊ゴルフダイジェスト2022年11月22日号より