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竹田麗央が単独2位で滑り込み! 終盤戦の出場権をかけた第2回リランキングの行方は?

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでは、通年のシード権を持たない選手の出場優先順位を見直す「第2回リランキング」を実施。優勝争いの一方で、今季残り6試合への出場(※日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、リコーカップ除く)を賭けた熾烈な戦いが繰り広げられた。

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

同大会で2位タイとなった竹田。最低限おさえておきたい25位に入るためには、試合開始時点で3位以上が必須だった。この勝負強さに注目したい

残り全試合への出場権を得るには25位前後に入ることが条件だが、今シーズン優勝者は自動的に出場権を獲得することから、第1回リランキングで28位だった尾関彩美悠、33位の岩井千怜、37位のセキ・ユウティン、65位の川﨑春花らは圏外から一発逆転。

また、ボーダーライン圏外から大きくまくった選手も。単独2位に入った竹田麗央は、第1回リランキング時は50位だったが、2位タイとなったことで105ポイントが付与。結果20位と大幅ジャンプアップを果たした。また、QT70位から今シーズンをスタートした岩井明愛は第1回リランキングで30位に入り、第2回目は15位で終盤戦出場を決めている。一方で大会前には27位だった吉本ひかるや29位だった大出端月らは同大会で予選落ちした結果、“枠外”へ追いやられた形に。

特に若手の追い上げがすさまじかった第2回リランキング。終盤戦は彼女たちの躍動にも注目したい。

第1回リランキングの41位から大会前には27位まで順位を上げてきた吉本ひかるは、同大会で予選落ちしたことで29位へと後退。フル出場が厳しくなった

第1回が54位で大会前に暫定29位まで上げていた浜崎未来は、ウェイティングから木曜日に滑り込みで出場決定し、チャンスを得たが、結果は30位

第2回リランキング(カッコ内は第1回の順位)

今年からランキングの基準が獲得賞金からメルセデスポイントに変更。多くの試合に出場し、予選通過や上位フィニッシュした選手がポイントを稼げるようになったことから、より実力が反映されやすくなったといわれる

週刊ゴルフダイジェスト2022年10月11日号より