Myゴルフダイジェスト

漫画、ゲーム、子供、料理…“輝き続ける”30代女子プロたちに聞いたゴルフ外のリラックス法

7月に取手国際GCで行われた30歳以上の女子プロ18人が参加した「KURE×LADY GO CUP」。この機会に、厳しい勝負の場で戦い続けてきた4人、菊地絵理香、若林舞衣子、原江里菜、有村智恵に話を聞きました。

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まずは、リラックス方法を聞いてみると――。

菊地 コンサートのDVDを見ることです。元気が出てキュンとします。

若林 私は漫画。無料で見られるアプリで1回1話読んでまた翌日……と。恋愛ものからスポーツものまで読みます。最近のお気に入りは『ハイキュー』。

菊地 日曜の試合が終わったあとや月曜なんかは料理もします。硬いものを切っているときが意外と発散になる(笑)。

若林 わかる。自分の手にいきそうで怖いといつも思いながら。あとは、うちの子を見ること。もう彼氏ですから。

菊地 お嫁さんきたらいじめちゃうんじゃない(笑)。

 私はゲームです。(ニンテンドー)スイッチとかオンラインゲーム『フォートナイト』。ずっと一人でやってるんです。

有村 私は家族や女子プロ仲間でご飯を食べたり、おしゃべりしているときが一番楽しい。でも私もゲームするよ。『桃鉄』だけど。

 本当? 智恵ちゃんはゲーム音痴でスポーツ音痴だからなあ……でも私もみんなでご飯だって食べますよ。ずっと一人が好きなわけじゃない(笑)。私たち、こういう話はいつもするけどゴルフの話はしないよね。

など、賑やかトーク炸裂です。でも、話は徐々に30代の自分たちの話に。この大会は“輝き続ける場”を作るため、有村と原が発起人となり自らが手掛けた試合なのです。

有村 今思うと、本当にゴルフのことだけを考えて、純粋にゴルフだけで人生を染めてきた。こういう大会が発展することで、年齢や環境のせいで何かを諦めることが少しでも減って、選択肢が増えたらいいな。

 自分が第一線から退くとき、自分たちが作った場があったらいい。ずっとゴルフができることにもつながります。

30代になると、女性アスリートにも不安や葛藤が生まれてきます。ベテランと呼ばれるようになった今、どんな思いでゴルフや人生に向き合っているのでしょうか。じっくり聞きました。