Myゴルフダイジェスト

【注目女子プロインタビュー】クールビューティ安田祐香。まずは国内で優勝、目指すは米ツアー

日本女子アマ制覇、オーガスタナショナル女子アマ3位、プロテスト一発合格など、数々の実績を積み重ねてきた今季注目のルーキー、安田祐香の素顔に迫った。

安田祐香
2000年12月24日生まれ、兵庫県神戸市出身。現在、大手前大学に在学。17年日本女子アマ制覇など、数々のアマタイトルを獲得。19年プロテストに合格し、ファイナルQTも2位で通過。今季ツアー前半戦の出場権を獲得した。血液型O型、身長163㌢、体重53㌔、足サイズ25㌢。

"プラチナ世代"と呼ばれるのは
あまり好きじゃない

昨季、全英女子オープンを制した渋野日向子を筆頭に、黄金世代と呼ばれる20~21歳の選手が躍動した。その次の世代として注目を集めるのが「プラチナ世代」。2000年生まれの選手たちを指すが、その世代代表が、安田祐香選手。

2017年日本女子アマ制覇、2018年トヨタジュニアワールドカップ個人優勝タイ、2019年オーガスタナショナル女子アマ3位など、数々の実績を重ね、昨年プロテストに合格。

「『プラチナ世代』と呼ばれるのに違和感があるというか……プラチナではないですし、そこに引っかかっていて、実はあまり好きじゃないんです。個人的には『ミレニアム世代』がいいんじゃないかなって。だって2000年生まれですから」

開口一番、そう答えた安田は、現在、大手前大学の1年生。プロであり、女子大生でもあるのだ。アマチュアからプロへとステップアップした安田に、今の心境を聞いてみた。

「ゴルフの考え方やプレーは、アマチュア時代と変わらないです。でも、プロとして見られる立場になりましたから、恥ずかしくない行動や振る舞いは、しっかりしないといけないなって思っています。JLPGAで新人セミナーがあったんですけど、プロアスリートはどうあるべきかとか、SNSの知識や注意点などは、すごく勉強になりました」

同世代にはJGAナショナルチームでともに戦った吉田優利、西村優菜などがいるが、この世代の強さはどこから生まれたものなのか?

「プロの試合に出られる機会が増えたことで、たくさんの経験を積めたように思います。それにナショナルチームの経験も大きいです。それまで数値分析やデータ管理はまったくしてこなかったのですが、ナショナルチームでは成績よりもデータを知ることを重視していて、そのデータがあったから、自分を理解することができました」

「自分の現状がわかることで課題も見えてきますし、計画性をもってゴルフに取り組めるようになりました。たまたまかもしれませんが、私の周りには強い選手がいてくれたので、お互いを高め合える環境があったのかなと思います」

「JLPGAの新人セミナーでは、プロアスリートはどうあるべきか、SNSの注意点など、勉強になりました」

昨季、大活躍を見せた黄金世代については、どう思っているのか?

「黄金世代とは2歳しか違わないのですが、もっと離れている印象があります。昨季と同様、今季も間違いなく、この世代が活躍すると思いますが、私も“負けたくない”という思いはあります。でもまずは、追いつきたい、というのが目標かな」

「渋野さんとは4回一緒に回ったことがあるのですが、ショットもパットも上手です。ボールがぜんぜん曲がらないです。全英女子も笑顔で楽しそうにプレーしていて、それでいてチャンスはしっかりものにする、すごいなって思いました」

将来的には、米ツアー参戦も視野に入れている安田は、ナショナルチーム時代から海外試合の経験も豊富。昨季は女子メジャー、エビアン選手権と全英女子にも初出場。

「米ツアーは考えています。チャンスがあれば、行きたいです。でもまずは、国内ツアーで活躍できるようになってからだと思っています。何勝してからとか目安は決めていないですが、優勝も含め、活躍できたなと思えるまでは、国内ツアーで頑張ります」

いつかランボルギーニに乗りたい

学生時代から最強アマ、スーパーアマなどと呼ばれていた安田。彼女の強みや武器はなんなのか?

「データを管理するようになってわかったんですけど、パーオン率が比較的高いんです。だからショット(アイアン)が武器だと思っています。松山(英樹)さんのように、バーディチャンスにつけるショットに憧れていて、あんなカッコいいショットを打ちたいってずっと思っています。当面の課題はパットですかね。その精度が上がってくれば、優勝争いにも十分絡んでいけると考えています」

安田のパーオン率の高さは、アマ時代から注目されていた。たとえば、18年スタジオアリスでは3日間で74%、いい部屋ネットでは4日間で85%など、高い数値を記録している。だが、プロの試合では飛距離も欠かせない要素といえる。そこで飛距離について聞いてみると、

「ドライバーの飛距離ももちろん武器にしたいですが、無理してアップさせる必要はないと考えています。理想をいえば、いまドライバーで230~240㍎くらいですけど、キャリーであと5㍎は伸ばしたいです。でも飛距離に固執すると、スウィング全体のバランスが崩れてしまいます。それなら自分の武器であるショットの精度を磨いたほうがいいかなって思います」

「パーオン率の高いショット力は私の武器」

今季、ツアー前半戦で初優勝したいと語る安田だが、プライベートはどうなのか?  最近ハマっていることについて聞くと、

「スポーツカーのカッコよさにハマっていて、フェラーリやベンツなどの公式サイトもフォローしています。とくにランボルギーニの『ウラカン』が大好きなんです。いつか乗ってみたいです」

目を輝かせる安田は、昨年9月にオートマ限定の運転免許を取得。すでにトヨタ・エスティマを運転しているというが、

「もともと家族みんな、クルマが好きで、最初から興味はあったんですけど、18年のいい部屋ネットの試合のとき、駅前でスポーツカーの展示会みたいなのがあって、そこで見てハマりました」

まさにひと目惚れだろう。プレゼント用に持っていったフェラーリとランボルギーニのミニカーで遊ぶ姿は、まるで子どものよう。

フェラーリとランボルギーニのミニカーに夢中の安田。インタビュー中にも関わらず自身のスマホでパシャパシャと撮影していた

ルーキーイヤーを迎える安田に最後の質問を。試合で獲得した賞金で何を買いたいか?

「貯金ですかね。けっこう貯めるタイプなんです。でも、欲しいと思った服や靴、カバンなどは、買いたいなって思います」

安田の趣味はショッピング。普通の女子大生となんら変わることのな素顔を垣間見せてくれた。

安田祐香に「1問1答」

Q 好きな食べ物は?
A、お好み焼き、お肉、チョコレート

Q 好きな飲み物は?
A、カルピス

Q 趣味は?
A、寝ること、ショッピング、友達と食事

Q 得意なスポーツは?
A、スキー

Q 勝負メシは?
A、試合中は母の手作りおにぎり

Q 座右の銘は?
A、努力

Q 好きなアーティストは?
A、E- ガールズ

Q 好きな芸人は?
A、ノンスタイル めっちゃおもろい

Q 好きな男性俳優は?
A、竹内涼真 ドラマ「テセウスの船」にハマってます

Q 夢のフォーサム。回るとしたら誰と回りたい?
A、松山英樹さん、タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ

PHOTO/Tsukasa Kobayashi、Shinji Osawa

週刊GD2020年3月10日号より

週刊ゴルフダイジェストをキンドルで読む↓

www.amazon.co.jp

ゴルフ会員権のご相談はゴルフダイジェストへ!

golfdigest-play.jp

ファーストロットは即完売! 次回入荷分も残りわずか

golfdigest-play.jp