Myゴルフダイジェスト 2021年 春
本格オープン

うっかりでは済まされない? 不適切発言が公共の電波に。トーマスは謝罪も……

週刊ゴルフダイジェスト
2021.01.20

PGAツアー2021年初戦、セントリートーナメントオブチャンピオンズでジャスティン・トーマスの不適切な発言がテレビの電波に乗り騒動になった。

それは大会3日目のこと。連覇を狙うトーマスは快調に上位争いをしていたが、4番ホールで1・8メートルのパーパットを外した瞬間、同性愛者を嫌悪するNGワードを吐き出した。

それがグリーンサイドの集音マイクにしっかりとらえられ、ゴルフチャンネルで放映されるや非難の嵐。ラウンド後、トーマスは「しくじってしまった」と語り「本当に恥ずかしい。大の大人の発言として許されるものではない。言い訳はしません。私の発言で気分を害したすべての方に深くお詫びします」と謝罪した。

本人は「本心ではない」というが「口走ってしまったことは確か。とんでもない失敗を犯してしまった。この一件から学んで、もっと良い人間になる」と決意を口にした。

不適切発言のせいで、ラルフローレンとの契約も打ち切りに……(写真は2020年のWGCメキシコ選手権。PHOTO/Tadashi Anezaki)

これに対してツアー側も「本人が表明したように発言は決して受け入れられるものではない」と、罰金を科す可能性を示唆。懲罰について明らかにしない方針があるため、具体的な罰金の額などはわかっていない。

コロナによるツアー中断で無観客の試合が増え、テレビ局側は苦肉の策としてラウンド中の生の声を拾おうとマイクの装着を一部プレーヤーに依頼した。しかしトーマスは「マイク着用は絶対にしない」と断固拒否。「自分とジミー(キャディ)、あるいはほかの選手との会話はほかの人にはまったく関係ないし、もちろん犯罪でもない」と語っていたから、自らの失言癖を自覚していた?

ちなみに昨年、スコット・ピアシーが民主党大統領候補ピート・ブティジェク氏に関するSNSの投稿で同性愛主義者批判をした後、謝罪したがスポンサー5社が彼との契約を打ち切った。

週刊ゴルフダイジェスト2021年2月2日号より