Myゴルフダイジェスト

【なんでもランキング】Vol.27 過去ワーストは「15」。国内女子ツアー「1ホールのスコア」ワースト10

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、国内女子ツアーにおける1ホールのワーストスコアを調べてみた。

前回のランキングはこちら

「あのホールさえなかったら……」悔やんでも悔やみきれないラウンド中の「ビッグイニング」は、アマチュアゴルファーに限った話ではない。日本の女子ツアーで調べてみると、記録が残っている1990年以降では、5年前に記録された「15」というのが、1ホールでのワーストスコアのようだ。

悪夢が起きたのは2017年8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」初日。10番からスタートした山田成美はスタートホールで幸先よくバーディ。13番、14番を連続ボギーとするも、続く15番でバーディを奪い、前半をイーブンパーでまとめ後半へ。スコアをひとつ落として迎えた5番、379ヤードのパー4。

ティーショットはフェアウェイをとらえ、残りは160ヤード。グリーン右手前には大きな池が広がるが、7番アイアンで放った第2打は無情にも池ポチャ。ピンまで75ヤードのドロップゾーンから52度のウェッジで打った4打目も届かず池に。打ち直した6打目も池。8打目で池を越えるもグリーン手前の傾斜から転がり落ちて4度目の池。10打目も再び傾斜で池に転がり落ちる。ここでクラブを48度に持ち替え、打った12打目はグリーン奥のラフ。13打目は届かず、14打目でようやくグリーンに。続くパットを沈め、ホールアウトに15打を要した。

通常ならトラウマになりそうなものだが、翌日のラウンドでは同じホールでバーディを奪い、汚名を返上してみせた。

週刊ゴルフダイジェストで連載中の「オーイ! とんぼ」で現在熱い戦いが繰り広げられているのがまさにこの5番パー4だ(第376話より)

<国内女子ツアー「1ホールのスコア」ワースト10>

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月24日号より