Myゴルフダイジェスト

【マスターズ】世界ランク1位のシェフラーが貫録V。松山英樹は14位タイ

速報
2022.04.11

<マスターズ/オーガスタナショナルGC/7510Y・パー72/4月7日~10日>

オーガスタナショナルGCで行われたマスターズは、世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(25)が最終日もスコアを1つ伸ばし、逃げ切りでメジャー初優勝を飾った。

前回覇者の松山からグリーンジャケットが手渡された(Photo by Andrew Redington/Getty Images)

2022年に入り7戦3勝、一気に世界ランク1位に上り詰めたスコッティ・シェフラー。190cm・91kgという恵まれた体格から繰り出される飛距離もさることながら、卓越したアプローチ&パットでピンチを凌ぎ続け、他の追随を許さなかった。

最終日、3打差の2位でスタートしたキャメロン・スミスが1番、2番と連続バーディを奪い、一時1打差にまで詰め寄ったものの、3番でシェフラーがチップインバーディを奪うと、スミスはボギーとし、再び3打差に。その後は差をキープしたまま、迎えた12番パー3。スミスがティーショットを池に落とし、痛恨のトリプルボギー。一方のシェフラーは池を避けグリーン左奥に外すも、難しいアプローチを2.5mに寄せ、パーセーブ。

この日7つスコアを伸ばしていたローリー・マキロイが、最終18番でバンカーからチップインバーディを決め、この時点でシェフラーと3打差まで詰めるも、シェフラーが14番、15番と連続バーディを奪い、勝負あり。

最終ホールではそこまで抜群の勝負強さを誇っていたパッティングが精彩を欠き、2オン4パットのダボとしてしまうも、そこはご愛敬。トータル10アンダー、2位に3打差の圧勝で世界ランク1位の実力を見せつけた。

ディフェンディングチャンピオンとして連覇を狙った松山英樹は、2日目を終え2位タイと優勝圏内で決勝ラウンドを迎えるも、3日目の「77」で後退し、トータル2オーバー、14位タイでフィニッシュ。またケガからの復帰戦となったタイガー・ウッズも見事予選を通過するも、3日目、4日目とスコアを崩し、トータル13オーバー、47位で大会を終えている。

<2022マスターズ 最終成績>
優勝 スコッティ・シェフラー -10
2位 ローリー・マキロイ -7
3位T シェーン・ローリー -5
3位T キャメロン・スミス -5
5位 コリン・モリカワ -4
6位T ウィル・ザラトリス -3
6位T コーリー・コナーズ -3
———
14位T 松山英樹 +2
47位 タイガー・ウッズ +13